秋の気まぐれ旅その4 谷川温泉~小布施~上高地

 2009年9月27日(日)、尾瀬の散策を終えて約1時間半ほどかけて谷川温泉に到着。あいにく雨が降り出しましたが、尾瀬の散策のときでなくてよかった。水上温泉街からさらに上のほうに行った山の中の温泉場でした。
 翌朝は、朝食が7時半からというのを急いでもらって7時20分からにしてもらい、またレンタカーで上毛高原駅へ。


そこからは電車で。JRとき308号で高崎へ。


高崎からはJRあさま509号で長野まで。途中軽井沢駅では、深い霧がたちこめ、雨模様、ハイキング?のような格好で降りたグループはがっかりした様子でした。

長野で下りた小学生の団体。小さな体にびっくりするほど大きなリュック。どこへ行くのかな?

 長野からは小布施を目指します。電車だと時間がかかると、タクシーに乗ったらそれが私たち世代の女性ドライバー。「長野は善光寺さん以外見所がなくてねえ、小布施はいい町ですよ、ただバス路線もなくてね、電車は回りこんで行くし。。。」と色々話をしてこれが結構楽しかった。9月のシルバーウイークは書き入れ時だったのに高速料金が1,000円になったおかげで新幹線はすいているし、タクシーも上がったりだったそうでした。

 「小布施の観光できるところに止めてください」と頼んでいたら、北斎館のあたりで下ろしてくれました。なにしろ時間が1時間少々しかないのにそれで観光ったって。おまけに雑誌の小布施のページは長野駅のコインロッカーに預けたカバンの中。とりあえず葛飾北斎の絵を展示した北斎館へ。
北斎は小布施の高井鴻山の招きで83歳から小布施に滞在したそうで、多くの肉筆画が展示されていました。2基の祭屋台の天井画の男波・女波の絵は「富岳三十六景」に描かれたものにそっくり。これが86歳の作品とは驚きです。さらに驚いたことに、その額縁として描かれた部分に羽の生えたエンゼルがあったこと。南蛮屏風か何かで見たのでしょうか。

 次はタクシーで聞いた、「日本のあかり館」。焚き火から油を灯心に浸して点けた火、たいまつ、行灯、提灯、ランプと発達してきたあかり。焚き火でも地面ではなくて石の火鉢状のもので燃やす台を作り工夫したり、油の入った皿に灯心を入れる方式でも行灯のように様々に工夫を施したり、中には油が減ってくると空気圧を利用してネズミの口からぽたぽたと油が補給される仕組みのからくりのような全自動?給油システムの明かりも。信州では最初に起こした火が消えないように焚きつけの薄い木片「つけ木」の生産も盛んだったそうで、10cm角くらいの薄い木片の先に硫黄分を付けたものだったようです。

お昼はそのすぐ向い側、竹風堂小布施本店の2階で。
柳ごうりに盛られた栗おこわの定食、1,050円。むかごのクルミ・ゴマで和えたのがめずらしく、わらび、ぜんまい、本しめじ、山竹の子、にんじんの煮物、味噌汁、香の物という素朴でヘルシーな献立です。店内もあんどん風の明かりがぶら下がり、和風の室内。

 階下に下り、お土産に栗鹿の子を購入。そうしているうちに時間がなくなり、急いで信濃電鉄の小布施駅へ。

歩道は木を輪切りにしたようなタイルが敷き詰められており、木のタイルと磁器タイルが組み合わされていました。そうだ、たぶんこれは栗の木のタイルではないか、と思いました。栗は硬くていいそうです。


駅までの10分ほどの道でしたが、信用金庫も、新聞販売店も、カレー屋さんも、交番までも日本家屋になっており、町並みを保全しよう、町作りをしようとする意欲が感じられました。

 小布施を後に、信濃電鉄で長野へ引き返しました。タクシーで聞いたとおり、40分くらいかかりました。
長野では、14:00発特急しなの16号で松本まで、

日本でも車窓のきれいな路線だとの車掌さんの説明あり。山里の風景が広がり、時間がゆっくり流れるような気がします。


松本で松本電鉄を待ち、終点の新島々まで。


新島々からバスで上高地へ向いました。

バスの車窓は高い山、深い谷、



バス通学で帰宅する小学生の一団が乗って降りました。学校まで遠いんだろうな。

上高地の帝国ホテル前のバス停で下車。雨の中を傘を差してとぼとぼと清水屋ホテルに向っていると、たまたま帝国ホテルの人の車が、そちら方面へ行くので、雨の中を歩く私たちを見つけて拾ってくれたのでした。

車窓から梓川を見て再び上高地へこられた感激に浸り、清水屋ホテルへ到着。  
夕食はフランス料理のフルコースなので6時から、というのであわててお風呂へ入りにいき、なんとか間に合いました。

夜になっていて外の風景はガラスに反射して見えませんでしたが、自然のすぐ側で美味しいお料理をいただきました。ほとんどが熟年夫婦、または友人同士のようでした。


食後、お散歩でも、と思って玄関へいくと、こんな看板。

ホテルの灯りを外から眺めただけにしました。
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by kurashiki-keiko | 2009-10-03 06:56 | | Trackback | Comments(0)

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