秋の気まぐれ旅その5 上高地~高山~荘川桜~白川郷~五箇山・相倉集落


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             朝の梓川。

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     老舗、上高地清水屋ホテル外観。
「河童」を書いた芥川龍之介、高村光太郎、智恵子夫妻も泊まったことがあるとか。

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昨夜は窓から遠い席に案内されたし、ガラスが反射して景色が見えませんでした。朝は一番乗りして窓際の席に。この食卓からは素敵な風景が見えます。

d0031853_3204971.jpg雨の中、傘をさして徒歩約10分の帝国ホテル前バス停へ出ました。こちらは後で調べたところによると、マムシグサの実、のようです。

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梓川の奥のほうに清水屋ホテルが見えます。今回は泊まっただけの上高地でした。
前回はこちらです。(今の記事よりだいぶ写真が小さいです)

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平湯温泉バスターミナルはこの地方では交通の要所、右上の長野県の松本方面の新島々から上高地へ来た私たち、これから左下にある高山濃飛バスセンターまで乗ります。

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d0031853_3403384.jpgこのあたり、「四季彩日記」と言うブログのyoasさんのお宅の近くらしいです。連絡を取ってみたのですが、ちょうどお仕事だったそうで、お会いすることはできませんでした。残念。

d0031853_3441454.jpg高山のバスセンターで予約の観光タクシーに乗り換え。
富山県の高岡からやってきたタクシーで、夫の独身時代の勤務地だったので、運転手さんと話が合いました。これまで何度もレンタカーで旅してみて、知らずに通過したところのなんと多かったことか。贅沢なようですがどうせ行くなら観光タクシーで穴場も含めて案内してもらうのが一番。

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庄川のダム湖のほとりに立つ荘川桜です。樹齢450年の風格ある桜が2本並んで立っています。ダム湖の底に沈むお寺の境内に生えていたものだそうですが、あまりにも惜しいというので、枝を切り払い、ダムの上に植え替えたものだそうです。この次第はNHKでも放映されたそうで、もとの檀家の人たちが年に1度、この桜に会いに来るそうです。また、この桜を元に、この路線を走っていた路線バスの運転手さんが沿道に桜の苗木を植え続けたという話も、ドラマ化されたそうですね。どちらもいい話です。
この桜は高速道路沿いではないために、一時ほど人が立ち寄らなくなったそうで、そこがタクシーの配慮です。

ロックフィルダムという、石を積み上げたダム、と言うのも見せてもらったのですが・・・「もうちょっと行くとダムの正面に出ますから」というので期待していたら、ながめるだけでドンドン先へ行ってしまい・・・シャッターチャンスを逃しました。御母衣(みほろ)ダムです。
http://dampedia.com/4/1095/703  ←仕方がないのでこちらをご紹介しておきます。

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   ご存知、白川郷、展望台からはるかに眺めた風景です。カレンダーなどでよく紹介されているあの風景です。この後雨が激しくなって、かすんでしまいました。

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駐車場から、このつり橋を渡っていきました。四国の祖谷渓にあるつり橋は怖くて渡れませんでしたがこちらは少しゆれる程度で大丈夫でした。

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柿がそろそろ色づいてきていました。高地だから早めですね。

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こちらは明善寺というお寺の建物。お寺も茅葺き屋根です。

d0031853_444350.jpg屋根の裏側を見せてもらえます。釘は使わず、全部縄で縛ってあります。

d0031853_452637.jpg1階の囲炉裏の煙を上へと上げるために、格子になっています。夏でも囲炉裏の火は絶やさず、煙を上げるのは防虫と乾燥のためだそうです。

d0031853_465364.jpg2階から上は全部養蚕のためだったそうです。このあたりの貴重な現金収は、製紙、硝煙の製造、養蚕だったそうで、養蚕は面積がいるのでこの小屋裏を使っていたそうです。だから床も張ってなくて、すのこの下に根太のある部分を歩いていたそうですが、観光客が踏み抜くと危険なので、床板を置くようになったそうです。

d0031853_4105785.jpg1階部分の囲炉裏です。普通はこの上には格子状のものがつるしてあると思うのですが、合掌造りは火の気が怖いと言うので、板がつるしてあり、火の粉が上に行くのを防いでいるそうです。

d0031853_4122278.jpg白川郷のメインストリート。観光客向けのみやげ物屋と食べ物屋が多いのは倉敷美観地区と同じ。しかしほとんどがそばやさん。

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お昼にいただいた山菜そば。夫はきつねうどんでした。

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飛騨牛の串焼きとコロッケで捕食。

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こちらは別の民家の囲炉裏です。

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昔は荷物を運ぶ邪魔になるので手すりもなくて、綱につかまって上っていたそうです。

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このお宅で初めて合掌造りのてっぺんに上がらせてもらいました。行ってみたかった、てっぺんです。

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最上階から見た風景。

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白川郷を後に、五箇山のほうへ。
こちらは相倉(あいのくら)集落の勇助という民宿です。ご主人が有名なカメラマンでもあるそうです。

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こちらの建物はお寺で、タクシー運転手さんによると、以前案内した中国人カメラマンが、この風景がいたくお気に召して、前を動かなかったそうです。

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この相倉集落では、落差を利用して農業用ため池から放水銃で50分間だったか、水が出て火災から守る設備がどの家にも付いているそうです

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こんな感じで放水銃の設備があります。

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この相倉(あいのくら)集落は白川郷とは違ってお店屋さんも2軒しかなくてずっとひなびた山里の風景が素敵でした。
相倉合掌集落サイト http://www.g-ainokura.com/

世界遺産白川郷合掌造り集落
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by kurashiki-keiko | 2009-10-04 04:32 | 日常 | Comments(4)

Commented by yoas23 at 2009-10-04 07:01
おはようございます。
今回の旅、最初から拝見させて頂いております。
いよいよ高山を通過と言うことでコメントさせて頂きます。
在り来たりのルートではなくご自分で練られたプランは新しい発見も多くあったようですね。
仕事の都合が付かず失礼致しましたが、出来れば地元ですから案内でも買いたいと思っていました。
しかし観光タクシーの配慮で高速を通らず荘川桜に立ち寄られたことなどかえって良かったと思います。
ただこの日は雨で、それが心残りでしたが、やはり遠くの山にたなびく霧を背景の合掌造りは悪天候で無ければ見られません。
竜鉄也の奥飛騨慕情「♪あ・・奥飛騨に雨が降る~」の情感がピッタリだったと思います。
文中のリンク、有り難うございました。
Commented by kurashiki-keiko at 2009-10-05 01:10
yoas様、ごらんいただきありがとうございました。
計画はもっぱら夫が行きたいと思ったところや、社員旅行で以前行って、もう一度行ってみたい、または私に見せたいと思った所だったようです。で、私はその旅行計画書を見て予習したりガイドを予約したり、という役回りでした。
とんでもなく非効率のルートでしたが、尾瀬が晴れてさえくれたら、あとは雨でも風情があってよかったですし、yoasさんのお近くを通るので一度お会いできたらうれしいなと思ったのです。
よい旅でよかったです。
Commented by 3reiko3 at 2009-10-05 23:00
相倉集落の風景、私もものすごく気に入ってしまってずいぶん長い時間ぶらぶらと歩きまわりました。
ここで生活をされる方はご苦労も多いと思いますけど、いつまでもこの風景を保ち続けてほしいなぁ、と思います。
ガイドブックには載っていないことでも地元の観光タクシーの運転手さんならいろいろとご存知でしょうね。
話の合う運転手さんで楽しかったでしょう。
Commented by kurashiki-keiko at 2009-10-10 04:00
reiko様、わー、やっぱりそうですか。余りにも絵に書いたような古い農村の風景が保全されていてすばらしかったです。
レンタカーなどではきっと知らずに通り過ぎていってしまったと思います。この運転手さん、観光のほうがしたくてこの会社に入ったそうで、「私の好きな場所」をいろいろ案内してくださり、よかったです。

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