美容院で


d0031853_17451083.gif美容院に行ってきました。
こんな寒い季節はついつい家でシャンプーするのも寒くておっくうになるので、お店に行ったときは洗ってもらうと決めています。シャンプーするのは徒弟制度ですから一番下っ端の若い子と決まっていますが、そんな時、私は口に出して「ああ、そこかゆかったの、気持ちいいです。」とか、「ああ、寒くて洗うのが面倒でこのところ洗ってないの。よく汚れているでしょう」とか「頭が温泉気分。あったまって気持ちいいわあ」とか、首に蒸しタオルを当ててくれると、正直に「わあ、ほんとに気持ちがいい、lリラックスできるわ」と、黙っていないでなるべく口に出して気持ちいいことを表現するようにしています。なぜならば、気持ちよく仕事をしてもらいたいこと、仕事に誇りを持ってもらいたいからです。
 娘の婚礼で世話になったこの美容院、最初はお弟子さんでしたが、5年ほど通ううちにやっと先生にカットしてもらえるようになりました。客も一見さんではだめなんです。
 で、その先生、話しているうちに父親が早く死んで若いころから弟子入りした苦労人らしいことがわかってきました。そして稼ぎは道具に投資するなどして一生懸命勉強してきたらしいことも。先生にも気持ちよく仕事をしてもらいたいので、気になったことは素直にほめます。
 「いつも素敵なお洋服を着ていらっしゃるけど、オーダーですか?」と、ゆったりしたロングスカートの服装を聞くと、「ああ、これは詩仙堂(?)というメーカーのなんですよ。いつもここのを買うんです。しわにもならなくて、もう10年も前のを着ることもあるんですよ」という答え。「婚礼のときもあるからお客に失礼があってはいけないものね。」
「そうなんです、そうそう、先日は群馬県まで行ってきたんですよ」
「へー、。群馬県の婚礼の支度に呼ばれたの?」
「いえね、美容師の講師で前橋まで」
すごいです。聞けば60人もの美容師さんに婚礼着付けなどの講師として教えてきたのだとか。
若いころは何度も淡路島まで、土日の婚礼を済ませてから夜に現地入りして月曜の休みの日に教えに行ったのだとか。40代のころだそうです。
そんなお話を伺いつつ、苦労人のこの美容師の先生の勉強熱心さに尊敬の念が沸いてきました。
人にいい仕事をしてもらうためには、その人を信頼したり尊敬したりほめたりするのも大切だなと、少しわかりかけてきた私なのでした。
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by kurashiki-keiko | 2010-02-18 14:03 | 日常 | Comments(0)

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