90歳義母にお友達の見舞い
2010年 10月 15日
しばらくして義母のほうの玄関に人の気配がしたと思ったら、その人がチャイムを押した様子もなく上がってきているのでびっくり。「おかあさん、どう?」。その方の同居の娘さん(と言っても私より年上)に最近ぱったり出会ったことがあり、義母のことを話したのでそのため知るところとなったらしいです。お見舞いというのをむげに断ることもできず、幸い義母も寝付いて20日目でだいぶ様子もよくなっているのでよかった。
しばらくすると今度は別のおばあさんHさんが、「Kさんが行くと言うものだから、私も一緒にと思って」と、今度はケーキの箱をもってご来訪。義母がデイサービスに頻繁に行くようになって縁遠くなっていましたが、その前にはご近所のお宅がサロンのようになってよく集まっておしゃべりしていた仲。
そうこうするうちに、義兄が駅に到着する時刻が迫り、迎えに出ました。
義兄は私たち夫婦がせっかく計画していた旅行をキャンセルしなくて済むように母の世話に来てくれたのです。
義兄を迎えに行って一緒に帰ってくると、母のところの門前にはHさんの愛用の自転車が相変わらず置いてありました。義兄も90歳の母親にお友達の見舞いがある、ということ自体非常に驚いて、生まれ年を聞いたそうです。一人は母より若く、一人は年上、なんとまあ。そして自転車に乗って来たHさんは91歳、それでケーキを買って、見舞いの金封まで持ってこられたのに非常にびっくり。
お元気で何より。老いてもお友達がご近所にいて、見舞いに来てくれるなんてねえ。
しばらく義兄を交えておしゃべりしたのちに帰って行かれました。
by kurashiki-keiko | 2010-10-15 03:58 | しみじみしたこと | Comments(0)