「ようこそ先輩」を見て
2005年 07月 13日
今夜の放送は、ルポライターの鎌田 慧さんの授業です。いろんな人と会って話を聞くことからルポライターの仕事が始まるそうで、小学生にいろんな人と会ってインタビューさせています。
その道のエキスパートが母校の小学生にユニークな授業をするこの番組、前は日曜の夕方あったので、食事の支度をしながら台所のテレビでよく見ていました。
最初のころは清水建設の社長かなにかで耐震設計のビルのお話。そのころは話だけだったみたいですが、段々と子どもたちに実践させると言うような授業が多くなった気がします。
特に印象に残っているのは、歌手の天童よしみさんの授業。体育館で、お腹に電話帳をのせて腹筋。電話帳が上下に動くのを子どもたちが見てびっくりしていた。人知れずこんな訓練で腹筋を鍛えていたとか。
NHKのホームページから「各界の第一線で活躍する人々が出身校である小学校を訪ね、その専門とする世界と自らの人生について授業し、後輩の子どもたちに熱いメッセージを送る…。落語家、芸術家、スポーツ選手、哲学者など、ジャンルを問わず第一線で活躍する人々が多彩な授業を繰り広げる。」
造園の専門家が子どもに小公園を作らせたり、漫画家が漫画のストーリーを考えさせたり、子どもも学校で習うのとは全く違うユニークな授業jに戸惑いながらも面白そうにイキイキと取り組んでいる様子が、勉強は机の上だけではないことを教えてくれ、本当に興味が尽きません。
最初にどうしてこんなことをやらせるのかわからなかったことでも、その時の先生役の人の話で、なるほど納得することも多く、一流と言われるようになるには色んな工夫やら苦労やらをだてにしてきていないなと毎回思います。
今後とも続けて欲しい番組です。
by kurashiki-keiko | 2005-07-13 23:56 | 新聞・テレビから思う | Comments(2)
その道を極めた人が後輩に人生指南をする。自分も受けてみたくなるような授業ですね。この場面に出会った児童たちは幸せ者ですね。
どんな「先生」にもなるほどと毎回感心しています。こんな授業を受けられて子どもたちは本当に幸せです。