吉備津神社を訪ねて

(おわび)せっかくのお出かけだったのに、うっかりデジカメを忘れて行ってしまい、携帯の画像になってしまいました。小さくて申し訳ありません。

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この1週間では一番寒さも厳しいという1月30日(日)、ふと気が向いて吉備津神社を訪ねてみました。
もう初詣も一段落したことだし、すいているだろう、という予想に反して、駐車場は満車状態、え~?ということ。露店も出ていたし、門前の商店の呼び込みも活発。





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本殿での正規の道筋の石段は、なかなか急な「直登」コースでした。これまでこの石段上がったかなあ?たぶん駐車場所の関係で、横のほうから上がっていたのかもしれません。

d0031853_17134066.jpg本殿のしめ縄も太いし立派。
この本殿は横から眺めないと。

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昔ならった日本美術史の先生も、この建物は「千鳥の破風」と言うのが独特のつくりだと言われていたのをかすかに覚えています。
パンフレットによると、これは応永32年(1425年)、25年の歳月を費やしての再建だそうです。1425年といえば、室町時代。
神社建築では日本屈指の壮大なもので、その特異な作りから「吉備津造り」と言われているそうです。国宝です。

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本殿脇の回廊を下がっていきました。この回廊は天正6年(1578年)に再建されたそうです。天正といえば戦国時代。両側の柱の間には、寄進者の名を記した木札がずらりと貼りつけられていて、風化したものも。自分らにご縁のある地名だとか名前を探してみるのもまた興味深いものがありました。

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回廊の向かって右手に、上田秋成の「吉備津の釜」にも出てくる「鳴る釜の神事」を執り行う「お釜殿」があります。小学生のころ、子供向けの講談社の『少年少女世界文学全集』の中の雨月物語の「吉備津の釜」の話を読んで、最後のところで背筋が寒くなるほどの怖さを感じたのを思い出します。
先日のNHK岡山制作の番組「おかやまはじめて物語」で、女優の浅野温子さんが1人読み語りの芝居を見せていましたが、その後ここを訪ねて、鳴る釜の神事を拝見していたのを見ました。その時にも出ていた白衣の女性2人がやはり一団のお客の前で神事を行っていたようです。

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「お釜殿」の先には、弓道場や、和歌に詠まれる地名「歌枕」になっている「吉備の中山」や「細谷川」があります。
「真金吹く吉備の中山帯にせる細谷川の音のさやけさ 」(古今和歌集)
参考→http://www.ndsu.ac.jp/1000_guid/1400_depa/1430_japa/1432_essay/1432_essay_8th/1432_essay_8th_85_kataoka.html
しかーし、この日は「チョー寒い」日で最高気温4℃ほど、足を延ばして牛の鼻ぐりを供える福田海(ふくでんかい)やら吉備津彦神社へもウオーキングしようかとの計画もどこへやら、さっさと車へ退散。帰途につきました。


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お昼なので食べるところを探しながら走っていると、信号待ちをした右手に、ピンクの地に白抜き文字で「自然食材 おはな」というやさしい文字の看板。
(倉敷の元気屋みたいなお店かな?体にいいものを食べさせてくれそう)と、入ってみることにしました。

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店内は思いのほかきれいで広くてシックな感じ。カウンター席が8つくらい?と、テーブルが8つくらい、電車のボックス席みたいな感じで、ゆったりしていました。
常連客らしい人とオーナーらしい女性との会話では
「今朝来たけど閉まっていたねえ」「お弁当120食も頼まれて、テーブル中に並べて作っていたんですよ。もし来られてもエプロンを渡して『はい、手伝って』になったと思うわ」
などということで、120食藻のお弁当を頼まれるなら、きっとおいしいと信頼されているんだわ。
入った時はがらんとしていた店内も、すぐにお客が次々と入って7割くらいの混み具合に。

d0031853_17423620.jpgこちら、メニューです。
日替わりランチが肉または魚で850円、うちはこの日は豚肉の夕食にする予定だったので、お魚を選びました。コーヒーが後からついてくるそうです。
来るまでの間に、入り口に置いてあった手作りガラス工房の作品の中からピッチャーと、豆とか古代米、大根などが置いてあったので、古代米の赤米を買いました。ピッチャーが1,000円、赤米が300円。

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お魚メニューです。手前はひじき、卵焼き、白和え、ポテトサラダ。どれもとてもおいしい。メインはさわらでしたが、ほんの少しカレー粉が入ってスパイシーな、味噌漬けとの説明書きが表にあったけれど、変わったお味。それに左上はキャベツとトマトときゅうりのサラダ、お漬物、右下はお味噌汁、おだしがたぶんちゃんととってあるのでしょう、おいしかった。それから右上隅のはトマトをミキサーで砕いてスープにして、ゼラチンで固めてあるそうでした。どれも本当においしいし量もよかったです。

d0031853_17485137.jpg店に貼った時にカウンターの上に盛り上げてあったのはこれ。おからのドーナッツだそうです。おいしかった。(写真は2人分。1人1個です)夫には紅茶と注文していたのにコーヒーが来たのでそういうと、ちゃんと紅茶を入れなおしてきてくれて申し訳なかったです。

いいお店でした。
自然食材 おはな
〒701-1211 岡山市北区一宮1228 TEL 086-250-0875
営業時間 8~19時


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帰宅後開いてみた、手作りガラスのピッチャーと、赤米です。

ガラスは、社会福祉法人 浦安荘 うらやすガラス工房 の作品だそうです。
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by kurashiki-keiko | 2011-01-30 17:25 | おでかけ | Comments(0)

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