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もっと自信をもたなくちゃ

 3月8日(火)、友の会では委員会の読書は羽仁もと子著作集の『信仰編』の、「神とサタン」という箇所でした。
 羽仁もと子先生の文章の言い回しはとても丁寧で何度もわかるようにといろんな表現をされているのですが、サタンとはこの世の中のあらゆる誘惑のことを言われているのだと思いました。あのアダムとエバのエデンの園での蛇によからぬことをささやかれて禁断の木の実を食べてしまったというのが最初のサタンのなせる業、だったのかもしれませんが、
その心に神なき人は悪魔の物です。。・・・・人間(わたしたち)の良心、人間(わたしたち)の自由、何という大切なものでしょう。自分の属する国は、神の国かサタンの国か、各自の良心をもって、聖霊と共に、確かにそれを知るように祈り求めましょう・・・悪魔と共に棲むものはその奴隷になって虐使され、神の僕(しもべ)になりたいと思うものは、その本当の子にされるのです。」
 誘惑に負けて楽な方へ楽な方へと傾きがちな自分。神の僕になっているのかどうかはわからないけれども、このたびの民生委員をうけたことは、その行いにおいてちょっと近いかもしれないと思います。そして、友の会にいることも結構しんどいけれども、お役の仕事をして初めて得られることは確かにある、と思える。避けていては決して得られない人間としての充実。
 
 委員会で多くの話し合いをして、9時半から3時ごろまで会議、そして帰宅後デイサービスから帰宅したおばあちゃんを迎え入れ、向こうで入浴させてもらった下着を洗い、晩ごはんを作り、いざ、勇んで合唱団の練習へ向かいます。
 委員会で皆さんが真剣に討議されるのを聞くにつけ話の行方を見失い自分の頭の整理がなかなかできなくて、疲れた頭には、合唱団で思い切り声を出すのがどれほどありがたくリラックスできているか。そのため、どんなに疲れていても休もうとは思いません。

 そんなわけで、昨夜もまた30分ほどの道のりを車を飛ばし、仲間と一緒に楽しく、「なつかしきケンタッキーの我が家」「故郷の人々(スワニー川)」「いい日旅立ち」「花嫁人形」などなどをワイワイと仲良く楽しく歌ったのでしたが・・・・
 私はアルトなのですが、女性が3つに分かれるときにはソプラノのⅡといいますか、メゾのパートを歌うことになっていて、たまたま昨夜はそのパートが2人でした。で、「ケンタッキーの我が家」のある部分の1小節だけが明らかに二人の音程が違うのです。前からそこの部分に差し掛かるたびに違和感があったのですが、相手の人があまりにも自信をもって歌うものだから、(私が間違っているのかなあ?)と、その人に合わせていたのですが、どうもそれだと和音に乗っていかないみたい・・・思い切って昨夜はもう一度指揮者に音を出してもらったら、なんと、私のほうが合っていたのでした。なーんだ。ということで相棒に修正をおねがいして、やっとメゾのパートのその小節がすっきりとまとまったのでした。ページをめくる箇所なので、めくると楽譜が読みにくく、不安定なアルトのパートのことで音が取りにくかったようです。
 このことから、自分に自信のないことは正しくても主張できないものだなあとつくづく思いました。以前からその部分の音が気になっていたのに、自分が正しいとはっきり思えなかったということで、練習の度に違和感を覚えていたのでした。
本当にすっきりし、また「しっかりしなくちゃ、このことに限らず、正しいと信じることは相手に負けないでちゃんと主張しなくては」と思った一件でした。

by kurashiki-keiko | 2011-03-09 15:00 | 合唱団 | Comments(0)

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