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義母を訪ねて

・・・三千里、ではなくて車でものの10分位のところです。
 23日に入居した義母のところへやっと家具屋さんからローチェストと籐のテーブルと椅子のセットが届いたのが30日。それも夕方5時前になったので、衣服を整理しに行くのは翌日1日になりました。寒がりの義母は冬の服のまま入居したものだから、春の服を衣装ケースで持参しました。
 行ってみると個室の洗面台のコップには、菜の花が入っていました。散歩のときに道端に咲いていたのを取ってきたそうです。洗面台のせっけんが石鹸箱がなくて滑り落ちてばかりいたので石鹸箱を持参しました。
 家具については義母は「こんな家具は私にはもったいない」と言うので、「家具屋ですわり心地が良くて軽くて扱いやすそうだったので買ったのよ、(小柄な)お母さんの体格を考えて買ったんだから」と説明するとやっと納得してもらえました。タンスも、「それほど長くいないからそんなものはいらない」と言うので(ここにずーっといてもらいたい)とはなかなか言いにくく、黙って衣装ケースから春物衣類を出して引き出しに収めました。
 「お父さんには最高のものを買ったけど私にはろくなものはないから」と常々言っている義母の服も「あれ、そんなものもあったかね」と言われるほど、一緒に暮らしだしてから母の日や敬老の日などのプレゼントに買った物が多く、外出着はほとんどがそういった私たちからのプレゼントです。
 そうしているうちに施設職員さんがトイレ掃除に来てくださったり、シーツの洗濯に来たと言って、シーツや掛布団カバーをはがしにかかるので手伝いながら、シーツも冬物のボアシーツだったのに気づき、普通の平織の物を持ってこようと思いました。その人にそっと、お風呂の時に着替えたらしい下着が袋に入れてロッカーに入っていたのをお願い。
 お茶の時間になり、呼ばれて母はホールの方へ。お茶と言うので日本茶かと思ったら、ミルク入りコーヒーでした。
 いったん家に帰り、シーツと本立てを持ってもう一度行くと、職員の方と話が出来ました。水分を摂りすぎること、夜中にドアを開け閉めするばかりしてなかなか寝ないことなどの問題行動があるそうでした。水は老人は脱水が心配だと思っていたら、飲みすぎもまた血液の塩分が足りなくなるので腎臓に負担がかかるからよくないのだとか。知らなかった。お味噌汁とお茶のほかにまだコップ4杯も食後に飲むのだそうな。家ではそんなことは気づかなかったので、1人で勝手に飲んでいたのかもしれない。義母は理屈が理解できればしないと思うので、何度も説明してやってくださいとお願いしました。 

by kurashiki-keiko | 2011-05-02 01:15 | 老いということ | Comments(0)

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