旧友と電話
2011年 07月 23日
40分くらい後でしょうか、彼女からかかってきました。やあやあ、久しぶり、と近況を聞くと、なんと彼女はこの3月末に脳腫瘍の手術をしたのだそうでした。頭蓋骨に小さい穴をあけて吸い出してもらったのだとか。その後ご主人のお母さまが倒れて入院となり、転院先を探しに奔走するなどの事件もあり、それなのに仕事も続けているのだそ。仕事が好きということもあるけれど、彼女のタフな体と心には本当にびっくり。
家事はうまく家族を仕向けて?一家総動員で分担が徹底しているらしく、彼女がするのはご飯を作ることだけ、なのだそうです。そんなに遅く帰ってご飯を作る?と言うのが驚きですが、たぶん朝のうちに段取りよく作っておくとかしているのだろうと思われます。
以前冤罪で拘置されていた厚生労働省の村木厚子さんのドラマを見た時に、娘さんが「第1主婦」、ご主人が「第2主婦(夫)」自身は「第3主婦」だったか、そんな感じだったので拘置されてもさほど家族も困らなかったというエピソードがありましたが、彼女の場合も、しっかりフルタイムでずっと働いてきたので、家族の今協力体制がないと生活が成り立たなかったのだろうなと思わされました。
昔からしっかりした考えを持ち、だから尊敬し、ずっと付き合ってもらいたいと願ってもきた立派なお友達です。昔は長文の手紙をよくやり取りしていましたが、お互い最近は忙しくて年賀状と桃のやりとりくらいしかしていませんでした。この夜、友達も「あー、話して久しぶりにホッとした」と言ってくれて、最近のしんどい生活のなかでちょっとだけでも肩の力が抜けたのかな、と、電話してよかったと思いました。
by kurashiki-keiko | 2011-07-23 03:09 | しみじみしたこと | Comments(0)