義母の受診付添い
2011年 11月 26日
駐車場からは遠くて杖を突く義母の歩みに合わせて歩く。とても寒い朝で、日頃あまりこのごろ外へ出なくなった義母には寒さがきっと身に沁みたことでしょう。
駐車場に近いところに開いていた扉から建物に入り、様子がわからないので工事関係者と思われる服装の人に尋ねてみると、そこは入院病棟で、外来の診察のほうはいったん外に出て別棟に入るようで、わざわざそこまで案内してくださいました。
受付を済ますと、泌尿器科は3階。吹き抜けのところにエスカレーターがあったのですが、義母が足をもつれさせて危険かもしれないと、エレベーターで3階へ。泌尿器科の受付で紹介状と3日間の調査用紙を提出。問診票をもらったけれど、義母に聞いても「わたしはそれほど回数が多くない」と現状をちっともわかっていない答えなので全くあてにならず。検査用の採尿をしてもらいにトイレへ、でもコップに半分はほしい、と言われたのにせいぜい2cm位の高さしか出なかった。
膀胱のエコーでどのくらい尿がたまったかを見てもらったら、125㏄位残っていると言われ、出方の勢いを見るという検査を受けたけれど、残っているはずなのにほんの2,3㏄位しか出なかった。
そこでやっと先生の診察。ここに来るまでに待ったこと。10時半の予約だったのに、実際に診察が始まったのは12時ごろだったか。残尿が多くてそのために頻尿になっているようなので、出やすくする薬を処方するから、結果が出てくるのが2週間くらいかかるので、2週間後にまた予約しておいて来なさいとのこと。あー、また忙しい合間を縫って、なんとか2週間後に同じ金曜日(友の会では「母と子の会」の日だった)に予約していただく。幸い尿の成分はきれいでほかの病気の心配はないとのことでよかった。年寄りにはありがちな症状のようでした。
会計の前にお昼ご飯を食べようと、最上階9階のレストランへ。とても清潔な感じのピンクの制服を着たウエイトレスさんが行き来するお店で、見晴らしがとてもよくて、義母は「いい所へ連れてきてくれて」ととても喜ぶ。メニューを見て、ランチの品数が多くて義母には多すぎると感じたので、食べやすそうなオムライスを注文。
目の前に向山、右手に市役所、はるか左奥には義母の旧宅に近い鶴形山、その向こうに中央病院、と何とも見晴らしがよかったので義母の喜びも大きかった。
幸いオムライスが食べやすく口に合って、全部食べてくれ、やれやれ。
それにしても、お昼を食べてから会計の方に行ったらまだ待たされるのでびっくり。薬をもらい、元の老人施設へと帰ると2時過ぎ、たった1科目を受診するのにしては患者が混みあっていたからか、1日仕事になってしまい、予定の午後の仕事が出来なかったのは残念。
しかしまあ、義母にとっては久しぶりの外出と外食だったのがうれしい様子で何よりでした。
by kurashiki-keiko | 2011-11-26 00:22 | 老いということ | Comments(0)