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久しぶりの岡山―与勇輝展


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目的地は高島屋なので特約駐車場があったのに、夫が西口のほうの駐車場へ停めたものだから・・・JR岡山駅西口風景です。私の学生時代の西口はどう見ても裏口のさびれた乗降口だったのが、いまやすっかり様変わり・・・だってン十年前だものね。

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東口へ通じる2階の広い連絡通路。学生時代には細くて暗い地下道だったっけ。いやいや今昔の感、自分の年取ったことを実感します。

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久々の高島屋、エスカレーターを上がると、案内表示が。
 11時ごろ着、チケット売り場には行列ができていて。

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この物思うような着物の少女、指の先まで神経が行き届いていて、着物の柄も表情も本当に素敵。
 前回は倉本聰さんのニングルという妖精の話の人形が主でしたが、今回は戦後の混乱期に生きるけなげな子供たちの姿が多く展示されていました。カーキ色の上着やズボン、はだしに下駄ばき、靴磨きをしている少年や、防空頭巾をかぶった妹をおんぶした女学生。「あのころ」を思い出すような高年のひとや、そんな時代は知らないわと言う若い少女たちも、その人形たちの表情やしぐさ、指の先まできちんと表現された様子、靴とか帽子、補虫網や虫かご、ざる、おひつ、電話機と言った小道具に至るまで本物そっくりに作られたその技術の高さ、どれをとってもため息が出たり涙ぐんだりするようなお人形の数々に見入りました。
 もちろん撮影禁止なのでここでご紹介することはできませんが・・・


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お昼は駅ビルさんすての「市場」とかいう韓国料理の店でミニ参鶏湯と石焼ビビンバのセットでした。

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車をリットシティビルの地下に停めたものだから・・・ついでにNHK岡山放送局の上のデジタルミュージアムでやっている展覧会にも行ってみました。

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やっぱり圧倒的なのはこの中央の首長竜の骨格やら・・・

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こんなのやら・・・

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こんなのでした。
カンブリア紀には生物が爆発的に増えたものの、ある時に9割が絶滅し、その後生き残ったわずかな生物がまた少しずつ増え始めたのだとか・・・
三葉虫の化石だのアンモナイトの化石だの、様々あったけれども与勇輝さんほどの感動もなく、「もうかえろうよ」という小さい子供もいたりして、興味ある人でないと小さい子供をつなぎとめるのもなかなか難しそうな印象を受けました。
あっ、音声ガイドを受ければもうちょっと興味深く見学できたのかもしれません。

by kurashiki-keiko | 2012-01-15 23:39 | おでかけ | Comments(4)

Commented by surgeon24hrs at 2012-01-17 09:43 x
こんばんは。

与勇輝氏の人形、実は私はとても好きです。辻村ジュサブローよりもずっと好き。あの優しい感じがとてもいいですよね。
Commented by kurashiki-keiko at 2012-01-17 16:00
surgeon24hrs様、夫も一緒に見ましたが、昭和12年生まれの男性作家と聞いてびっくりしていました。人形が着る着物や洋服の仕立てがとてもきちんとしているし、和裁や洋裁の知識なしにはとても出来ないと思えますし。
辻村ジュサブローさん、里見八犬伝とか三国志の人形劇、あちらも素晴らしい人形作家さんですが、作風が全然違いますね。静と動でしょうね。
Commented by yassy127 at 2012-01-18 09:17
院展の帰りに高島屋で食事をしてこの催しがあることを知りました。
でも時間的におそくて断念して帰りました。
きっと素晴らしかったのでしょうね。
Commented by kurashiki-keiko at 2012-01-18 10:19
yassy様、院展!そっちのほうは色々報道もされているのにすっかり失念しておりました。きっと見応えあったことでしょうね。
与勇輝さんの思い出の中にある戦中戦後のけなげな子供たちの姿がとてもとても繊細に描写されていて、感動しましたよ。
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