倉敷美観地区を散歩して
2012年 03月 11日
すると、昨日に引き続いて「瀬戸内倉敷ツーデーマーチ」の一団が、たぶん記念品としてもらったおそろいのキャップをかぶってゼッケンをつけて、歩いていらっしゃいました。
今回は行くとオジサンが1人先客でいて、私たちにテーブルを譲ってくださいました。
いつもの、夫がイカ玉で私が豚玉。注文を聞くと手早く目の前に種を流して焼いてくれます。いつも通り狭くて汚くて雑然としたお店ですけれども・・・
1枚600円のお好み焼き、おいしいです。
先客は「先生」と呼ばれていて、「あんたがたどこから?」と言われて「地元です」というと、「そうか、そうじゃろうな、こんな穴倉みたいな店だもんな」というちょっと安心したかのような返事。ということでひとしきりその先客と地元ローカルの話をしました。
このお店のオバサンのお母さんは、とてもお寿司作りが上手で、その「先生」もよく1升ほどを注文してはご近所に配っていたそうです。そのオバサンいわく、お母さんは自分の勝手があるので錦糸卵くらいしか手伝わせてもらえず、自分はお母さんほどに上手に作れないのだそうです。・・・そうえいば我が家のお寿司もお嫁さんに錦糸卵を手伝ってもらっています。
オバサン、「でもね、お寿司は手間がずいぶんかかる割にもうからなくて」。確かに。作るのには3時間くらいかかりますもの。先生「そりゃそれだけ金をとりゃええんじゃ。うまい寿司はそれくらいの値打ちがあるぞ」など。
また、子供は祖父母と一緒に生活しているかどうかは見たらわかる、とのこと。食事マナーなどにそれが現れるのでしょうか。
また川沿いの美観地区に戻り、こちら、何度か行ったお団子やさんの奥のコーナー。
寒いのでおぜんざいをいただきました。550円。栗の甘露煮が入っていますが、お餅だけでよかった。
倉敷物語館の横から中原三法堂の仏具屋さんの前に続く路地を抜けて商店街へと入りました。
実はこの土地には夫の母の親類宅が昔は建っており、義母の母は早くに両親が亡くなったのでこの家に引き取られて女学校へ通わせてもらったのだとか聞いています。遠い昔の話です。
by kurashiki-keiko | 2012-03-11 22:16 | おでかけ | Comments(0)