アンパンマンミュージアム
2012年 07月 08日
しかし、建物の構造もユニークだったし、なにより5歳以下くらいのこともたちが大勢いて、それはそれは楽しそうに遊んでいました。
うちのゆうくんも、1か所お気に入りの所が出来て、何度もその前に行っては興奮してキャーキャーやっていました。2歳児だから果たしてアンパンマンがわかるかな?と心配したのは杞憂で、大変な喜びようでした。
帰りにじーじがなにかひとつお土産に買ってやろう、と言ったので親たちはさんざん迷って、ゆう君が好きなバイキンマンのぬいぐるみにしました。ゆう君、意外にもアンパンマンキャラクターのうちのバイキンマンが出てくると反応が大きいのだそうです。
作者のやなせたかしさんは大正8年生まれというから今年93歳におなりになるはず。故郷のこんな山奥の村に立派なミュージアムやホテルまで併設されて、地域おこしには大変役に立っていそうな施設でした。しかもアンパンマンで遊ばせたくて親子連れが広島や名古屋、神戸からもはるばる来ていたことが車のナンバープレートからわかり、その魅力の大きさに改めてびっくりでした。うちの孫もおかげさまで十分楽しめてよかったです。
アンパンマンミュージアムは・・・
香美市立やなせたかし記念館
(財)アンパンマンミュージアム振興財団
高知県香美市香北町美良布 1224-2
TEL : 0887-59-2300/ FAX : 0887-57-1410
http://anpanman.jp/shisetsu/museum.html
やなせたかしさんの詩があり、故郷を出て行くときにお母さんが見送ってくださり、もういないかと思って振り返ったらまだそこにいらして、ずっと見ていてくださったという意味ものでした。それ以後東京に出て大活躍、の息子を見送る母の気持ち、今ならわかりますが、親はみんなそんなものだったのかなと思います。親がひっそりと住んでいただろう故郷の町にミュージアムを立てて地域活性化のお役にたつのなら、とこの施設がつくられるのを喜ばれたのではないかと思われました。
もう一つ、やなせさんの業績は、「詩とメルヘン」という雑誌をたった一人で30年も作り続けていらした事です。2階に小さなコーナーがあって、小さなカットまで全部やなせさんが描かれていたし、最初はその記事も集まらなくてご自身で書かれていて、記事が充実してくると編集前記としてエッセイと絵を寄稿していらしたとか。30年もの間お1人で、毎月、というとどれほどの時間と労力が要ったことやら。
それだけ詩、メルヘンを広めたいという情熱があったのでしょう。あのアンパンマンキャラクターたちが夕焼けをバックに飛んでいく巨大な絵をギャラリーで拝見しながら、やなせさんのメルヘンへの憧憬を感じたことでした。
by kurashiki-keiko | 2012-07-08 03:23 | おでかけ | Comments(4)
うちの娘も2歳~3歳の頃はアンパンマンにハマりまくり、朝から晩まで
繰り返しビデオを見ていたのを思い出しました。
新潟県新発田市に住む 娘も2歳の娘を連れて先日仙台のアンパンマンミュージアムへいってきました。孫はとても喜んだといっていました。新潟市にはそういうところありません。