BSプレミアム「新日本風土記」倉敷特集を見て
2013年 07月 06日
倉敷美観地区に暮らす人々のようす、倉敷といっても玉島のお醤油屋さん、倉敷の、日本で最初にジーンズを作った人の話などもありました。
美観地区の呉服屋さんは私の知り合いでもあったので、そのおうちの中の高窓をロープで開け閉めする様子には、見たことがあり、「そうそう」と相槌を打ったり、お庭の皐月の古木にはうん、あれあれ、と見たり、また高校時代まで育った児島のジーンズ開発の話を聞いて、そうだったのかと思ったり。
苔むす庭の丁寧な草取りなどの暮らしぶりには、古いおうちを管理しつつ丁寧に暮らす様子があり、古いおうちにはそれなりの苦労もあるけれど、時間の流れがゆったりしているように感じられ、その中の空気までが苔のようなしっとりした湿り気を帯びているようにも感じられました。
また、昔散髪屋さんを営んでいたおばあさん、あの方、毎日美術館までお散歩だそうで、なんと贅沢な老後なんでしょう、と思えたり、またお元気でよかったなと思えたり。
身近なところの番組、よかったです。
by kurashiki-keiko | 2013-07-06 10:23 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)