骨まで食べられるさばの味噌煮

 昔、森鴎外の「雁」を読んだとき、ヒロインの玉という女性が学生の岡田に会いたいと思っていたのに、それを邪魔したのはたまたま岡田の下宿にその日出された夕餉のおかずが「鯖の味噌煮」だったことからだった・・・というのがありました。
 実家では父があまり煮魚を好まなかったためもあって、サバの味噌煮にお目にかかった記憶がなかったものですから、結婚してかなり年を経てからそのおいしさに目覚めた気がします。

 そして、どうせなら筒切りにして無駄なく食べたいというのが願いでしたが、スーパーに並んでいるのはたいてい2枚おろしになっているものですので、なかなかそれもできず、このたび珍しくいきのいいサバが丸のまま売られているのに遭遇し、「頭だけ取って内臓を取って」とお願いして、帰宅してから出刃包丁を久しぶりに取り出して筒切りにぶつぶつときり、こちらのレシピ⇒http://cookpad.com/recipe/449747を参考に作ってみました。
圧力鍋で45分も煮ないと骨ごと、とはいかないのだなと思いました。
 幸いIHクッキングヒーターはタイマーが効くので、圧力で45分という間の時間も無駄なく過ごせ、燃費も時間の割には節約できて、しかも骨まで食べることで無駄なくいただけてとてもよかったと思いました。

 うんちくはこれくらいにして、お写真を。

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水と酒とショウガとねぎを入れてサバを45分煮る、そして味噌と砂糖(醤油はかなり控えました)を解いてさらにトロットするまで煮ました。水気が多かったので味噌を入れる前に少し捨てましたが。
 圧力鍋から取り出す時に崩れるといけないのでトングで。
確かに骨まで軟らかくなっていて食べられ、捨てたものは尻尾だけ。これもエコといえばエコでしょう。
献立は、シンプルに豆腐とわかめ、ねぎの汁、小松菜のゴマ酢和え、大学いも、でした。
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by kurashiki-keiko | 2013-10-10 21:43 | 料理 | Comments(0)

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