子育て中の若い人へ―花が咲くには30年

 法事の会食でそれぞれ久々に会った親類たちで和やかに話ができたようでしたが、席の都合で一人だけ故人の孫世代でこちら、子世代(和尚さん、義兄と兄嫁、義妹、夫と私)のテーブルに着いたうちの次男35歳、1人暮らしのワンルームで凝ったケーキを色々焼いているそうよ、と義妹と兄嫁に紹介、スマホの写真を見せてもらうと、きれいに格子状の模様のあるアップルパイ?がありました。以前は何層にもなったクリスマスディナー用のケーキを見せてもらったこともあります。本人の談によると、子どものころ、兄と姉が小学校に上がって末っ子の次男だけ家に残ることになった時に、よく私とロールパンなどを成型していたことが残っていて、今電子レンジと兼用のオーブンレンジで、普通のオーブンの2倍くらいの時間がかかるけれど作っているのだそうです。
 それを聞いて、お料理を教えた覚えもないのにまめにお菓子を作っている次男のルーツがやっとわかりました。そうか、私も生活団に子供3人を入れて、それまで作れなかったし生活団に行かなければ作る気にもたぶんなれなかったであろうパンとかお菓子などを給食に当番で出すために家でも練習したし、あの時代は子供たちが喜んで食べてくれるのでパンもお菓子もよく作りました。その成果が30年以上もたってからこうして次男に出ているなんて、とじわーっとうれしくなりました。
 また、会食を終えて我が家に引き上げてきて、長女が本棚の古びたノートを出して、ほかのいとこに「これこれ、これよ、お父さんの算数の問題。」とか言いながら見せていました。そうそう、夫が長女に、毎日毎日手作りの算数の問題と漢字の問題をノート1ページ分やらせていたっけ。
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「この問題をいやいややっていたけれど、そのおかげで今の私がある」てなことを語っていたのでした。たまに私も作ったけれど、忙しくてほとんどが夫任せ。その夫は、このたび納骨を済ませた母親からビシビシ仕込まれてきたというめぐり合わせ。ぼろぼろになったノートですけれど、その一部は捨てられずに本棚にまだ置いてあったというわけでした。今見てみると、長女の分のほかに、次男の小学5,6年生の分もあり、夫の頑張りが今時分になってありがたく思いました。

 というわけで、親として一生懸命したことは、すぐに結果が出なくても、30数年たってから子供に影響が出てきたり感謝されたりする、ということがわかり、若いお父さんお母さんにお知らせしたくてこの項を書きました。子育て中の人、いますぐの結果が出なくても、その子に全力で向き合ってくださいね。一つ一つの場面を大切に子育てしてくださいね。
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by kurashiki-keiko | 2014-04-07 09:23 | うれしかったこと | Comments(0)

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