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幼き日々…叔父の思い出

 母方の叔父の訃報が入ってきました。
母は19歳で結婚し20歳で私を出産したのでしたが、当時父はまだ無給の医局員だったようで、大学の研究室に通うには母の実家のほうが便利がよかったため、母にしてみれば結婚したのに実家に居候、というサザエさんみたいな状態であったようです。
 当時叔父は大学医学部の学生で、帰宅すると姪の幼い私を自分の足の甲に立たせてイッチニと歩いては私と遊んでくれたことをいまだに覚えています。学究肌で理論派でよくしゃべっていた2番目の叔父に比べて長男であるほうの叔父はただにこにことあまりしゃべらなかったようで、目が大きくてなかなかのハンサムでした。
 曾祖母の米寿喜寿の祝いには、親類がほぼ医師という盛んな一族の記念写真が残っていますが、このうちの存命しているのは晴れ着を着せられた私と弟、母、次の弟にあたる叔父のみ。懐かしいその座敷も曾祖母、祖父の葬儀は執り行われたものの、床が抜けたようで取り壊されたとのこと。今回は祖母の時に続いての葬祭場での葬儀。時の流れを感じます。叔父も両親たちと出会っていることでしょう。
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by kurashiki-keiko | 2014-07-11 16:02 | しみじみしたこと | Comments(0)

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