震災に備える映画会in倉敷市芸文館 2014

d0031853_10133063.jpg
だいぶ前に民生委員地区会でチラシを頂いており、興味があったので夫を誘って出かけてきました。が、入りが非常に少なく、4割くらいか。もったいない。西田敏行さんはじめ、佐藤浩市、柳葉敏郎、國村準、などなど名の知られた名優たちが出ていました。


見終わっての感想。
 映画の題名が「遺体」というのでは、最初から引いてしまう人も多いかもしれない。
確かに、画面は津波で流された泥だらけの遺体が運び込まれる体育館の場面が大部分だったから、きれいとは言えないし、それほどのストーリーがあるというわけでもない。あるのはご遺体と向き合う民生委員、市の職員、歯科医師、医師らの働きぶりと、ご遺体と遺族とのドラマでした。
 
 西田敏行さん演じる元葬儀社勤務経験のある民生委員さんの言葉から、
ご遺体は単なる死体ではなく、生きていた人のことを思って丁寧に言葉をかける事。
ご遺族に少しでも温かい声掛けをすること。見つけてあげられてよかったですね、など。
ご遺体の中には妊婦もいれば小学生もいれば、検死にあたっていた歯科医や医師の看ていた患者さんもいた。
私情を超えて黙々と仕事をすることに励んだ医師やら遺体安置所の整備に取り組んだ民生委員、釜石市役所の職員。最初は茫然としていた女子職員の人も、泥だらけだった床のシートをきれいにすることから始め、ご遺体が包まれていた泥だらけのシートを新しい毛布に替え、祭壇を設けることを思いつき、理科室の丸い水槽に土を入れて線香立てを作り、教室の机を持ってきて祭壇として体育館に置く。
市の火葬場の処理能力が低いので隣の秋田県や青森県にまで掛け合って火葬をしてもらうようになり、身元の分かった人からお館に入れていく。黒くなった顔を拭ってクリームを塗りお化粧を施す。少しの水で濡らした手ぬぐいに接見をつけて拭く、固くなった体をもみほぐすとやわらかくなる。
しなければならないことを極限の状況下必死でやりぬいたそれぞれの立場の人たち。
私は民生委員ではあるけれども、体力的にできるかどうかはわからない。けれども何人か家族を看取った経験はあるので、少しくらいはお役に立つことがあるかもしれないと思った。

映画「遺体 明日への10日間」公式サイト→http://www.reunion-movie.jp/
[PR]

by kurashiki-keiko | 2014-08-17 10:13 | 日常 | Comments(0)

名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 倉敷美観地区散策 お盆のさ中のお出かけ―道の駅笠... >>