桜吹雪・・・倉敷中央病院にて
2015年 04月 06日
昨夜の雨で満開の桜は散り始めており、風に乗って花弁が舞い、桜吹雪の状態の中を歩くというめったにない状況でした。
例年なら入院患者さんやらご近所周りの住民を招待してのお花見会が土曜日午後に催されるのですが、今回は回覧板が来なかったところを見ると、天気予報が雨だったので中止になったのでしょう。
・・・実家の母に写メールしたら、
「花散らしの雨だね。
世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」 つくづくと思います」
・・・と返ってきました。
源氏物語講座に通う母らしいわ。それで、
私からは
「ひさかたの光のどけき春の日に」と返信。 (しづ心なく花の散るらむ 紀友則)
やっぱり大和心をくすぐられる桜のある風景です。
いつものコースで、中庭のカフェでお茶しました。時候もよし、日曜日ではあるしお見舞い客やら患者さんやらでしょう、大勢がくつろいでいました。ふと見ると、
by kurashiki-keiko | 2015-04-06 02:53 | しみじみしたこと | Comments(4)
私もいつものコースで、ドトールでお茶しました。
中庭に咲いてる枝垂れ桜も綺麗でしたね。
お二人の女性、微笑ましいですね。
ご夫婦でも仲良さそうな様子を見ると、いいなあと思います。
今年の桜もそろそろとなりましたね。
一本の桜に想ひかけめぐる
この句は京都十輪寺で詠んだものです。
十輪寺はあの在原業平のお墓があります。
お母様の和歌の作者です。京都へ出かけるとよく寄ります。
本堂の上方にある業平のお墓は小さな質素なものです。
そこから下を見下ろすと、樹齢三百年の桜の大木が真っ盛りでした。
ありがとうございます。
ご高齢女性の二人連れやら、お互いにいたわり合うご夫婦の様子などを見るのはうれしいものですね。