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同窓会での話その1 母の手作りおやつ

 同窓会で会った人―小学校時代に家に行き来していた友達から、「keikoさんの家に遊びに行くとお母さん手作りのわらび餅をおやつに出してもらって、冷たくておいしかった」と、私もすっかり忘れていたことをなつかしそうに話してくれました。その子とはその時期同じクラスだったのか、その後はクラスも一緒になることがなかったので疎遠になっていたのでしたが、そんなことがあったのか、と教えられました。
 遠い昔を思い返してみると、簡単なのは焼き芋とかはったい粉を練ったもの、団子の粉の皮にあんこを入れ、平べったくしてフライパンで焼いた「お焼き」だとか、夏場は確かにわらび餅もあったような気がします。当時の三種の神器は洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビだったかな?家電もそれほど種類がなくて、買い物はせいぜい自転車で、お風呂は五右衛門風呂を焚いていた時代、今より家事時間は格段に多かったに違いないけれど、世の中がきっと今よりずっとシンプルだったのでしょうか、そして専業主婦も今よりずっと多かった時代、手作りおやつは普通だったように思います。
 こんなお友達がいたことを母が喜ぶと思い、早速携帯メールで報告したところ、第一報の返信は「あんたはひらがなばかりだね」!そうかな?でも答えになっていないわ、母もだいぶボケて来たかな?と心配したら第二報で、
「幼稚園の母親の先輩にわらび餅を教わり、自分は子どもの頃に食べたことがなかったので珍しくて何度も作ってマイブームだった時代があった」
との事。そうだったのか、と真相がわかりました。

 友の会でも最近おやつ代調べと、何を食べているかの調べをしたところ、手作りの物はほとんどなかったそうで、私たち世代の主婦はそれでもドーナッツとか色々作っていたなあと言い、若い人向けに蒸しパンだとか3種類ほど早速講習をしたら、「意外に簡単にできるのね」、とそれまで「三食作るので精一杯でとてもおやつまで作る余裕がない」と言っていた若い人にも伝わったとの事。やっぱり実際に作って見せて講習すると違うなと思いました。

by kurashiki-keiko | 2015-09-22 09:35 | うれしかったこと | Comments(0)

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