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同窓会での話 その2 白いれんげ

 同窓会での昔のエピソードの話題その2です。
ある同級生(男の子)が、小学校低学年のテストでれんげの花の色を塗る、というのがあったそうですが、その子は白をぬって×をつけられたのに腹を立て、次の日れんげ畑から白いれんげを摘んで先生の元へ持参して見せたそうです。するとその担任の先生は「白いれんげ、初めて見ました」と言われたとの事。そのテストが直されたかどうかは聞き漏らしました。
 
 映画監督で、自由学園創立者の羽仁もと子の孫にあたる羽仁進監督は、自由学園入試の面接でキューピーさんを二つ見せられ、二つの違いを述べよ、というので、足の裏をひっくり返してみたりひねくり回した挙句に叩き割ると中に何か違いがあるかもしれない、などと考え、「金づちをください」と言って面接官を驚かせたそうですが、まさか見てわかる「大小」の違いを問われているとはつゆほども思わなかったらしいです。

 さて、最初の、白いれんげの話の人については、「れんげの花の色くらいは知っているけれど、人と同じ当たり前の答えをするのが嫌だったんじゃないの?」と聞くと、その通り、ちょっとひねった別の答え方がしたかったらしいことがわかりました。子供の心理状態も色々あるのです。

by kurashiki-keiko | 2015-09-22 14:27 | おでかけ | Comments(0)

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