尾道で元気なお年寄りに出会って

 1月9日(土)久々に尾道へ出かけました。いつもの小ぢんまりとした和食やさんでいつもの刺身定食、それにナマコの一鉢を追加して。
商店街を抜けて土堂小学校へと向かう歩道橋の上からの写真です。
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歩道橋の階段のところで、高齢女性が出会ってご挨拶をされているのを追い越し、土堂小学校の下の所を抜けて細い石畳の道を行きました。すると、先ほど挨拶を交わしていた白髪の女性が玄関へ入るところで、夫が階段でつまずいて転びかけ、その人が振り向いて長話が始まりました。
長いこと尾道に何度も足を運んでいますが、土地の人と長い話を交わしたのは2度目くらい。瀬戸物屋の「もめんく」の90代ご夫婦と、今回。
 その人は、なんと両ひざに人工関節が入っていて、腰のあたりにはボルトが4本入っているけど、元気元気、毎日階段の道を上り下りしているのだもの、と、屈伸運動やら上半身をぺたりと曲げて見せるやら。75歳過ぎだそうでしたが、元気じゃないとここらあたりでは暮らしていけないから、まあ足なんか見てよ、筋肉でパンパンだから、と太ももの当たりをさわらせてもらいました。引き締まった筋肉がふれました。また、分厚い防寒用スパッツやレッグウオーマーを両足の膝までめくって傷跡を見せてくださいましたが、両ひざに深く長い手術跡がありました。
 「手術の頃は歩けなくておつらかったでしょう」、というと、「そりゃ辛かったけど、車椅子が2日、杖が1日(だったか)、入院中に朝晩1番にリハビリに行って、ほかの人がしない、出来ない事でもどんどんしたからこうして元気に歩き回れるまでに回復したのよ」、と話されました。お1人暮らしのようにお見受けしましたが、外出して人とあってこそ元気が出るとのお言葉、近頃運動不足気味の夫も私も大変励まされる思いでした。
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その人のお宅のすぐ脇にある二階井戸。下まで降りなくても水が汲めるようにと高い所からも井戸が見えます。
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人が2人ならんで通るのもやっとの路地が続きます。
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暖かいのか、アロエの花が咲いていました。


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山門から海岸が見える、多分小津安二郎監督の「東京物語」の法事のシーンで出てきた山門ではないでしょうか。


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しばらくお寺のつづく細道を歩いてから、線路下をくぐって帰りました。
坂道脇の家に暮らすしゃっきりした女性に出会って話を聞けて良かったお出かけでした。

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by kurashiki-keiko | 2016-01-10 04:20 | 元気が出たこと | Comments(0)

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