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義母の三回忌 法事の準備から当日の様子まで

 14日(日)世はバレンタインデーでしたが、我が家は亡くなった夫の母の三回忌法要を執り行いました。
この頃は葬祭場で法事もお任せでする家庭が増えているようですが、会場費が馬鹿にならないのと、会場の都合で時間が午後でないと、と言われたりするし、会食代も高くつく、という事で我が家の八畳間のお座敷でしました。それについては、やはり準備に手間暇かかりました。

この日のために1年前から、赤ちゃん連れの家族のために条件のよさそうな会食の会場を予約。前回は駐車場から5分くらい歩いていく美観地区の中の海鮮料理の店だったのですが、手狭なのと車を降りてから距離があるという事で。
日頃雑然としている我が家の片づけ。
白いカバーのかかったお座布団の数を数えて日に干す。
祭壇の高坏に盛ったりお土産にするお饅頭、お花一対の予約。

前々日、たまたま夫が用事で会社を休んでいたので、祭壇を出しました。掛け軸を替え、祭壇の木組みを組み、掛け布をかけ、仏具を一つひとつ出していくと結構手間ではあります。お位牌は法事なので該当するおばあちゃんのものだけをご本尊と共に出して並べます。
続いてお座敷から見える部分だけでも、日頃手入れのできていない庭の手入れ。草取りやら枯れたものの始末。

前日、墓地の掃除。予約のお花と、お供えにする果物、お菓子を買ってくる。当日の和尚さんの送迎のタクシーの予約。お布施の準備。玄関にお花を活ける。トイレに我が家の庭の水仙を活ける。

当日、祭壇に供える霊供膳を作る。ご飯を炊き、お豆腐の汁、煮物は椎茸、こんにゃく、人参、かぼちゃ、いんげん。きゅうりとわかめの酢の物、煮豆はお正月の黒豆を冷凍にしていた物。(お盆のも大体こんな献立)お茶湯と共に長男のお嫁さんにお膳を見てもらいつつ祭壇に供えてもらう。
一番に次男一家、続いて娘一家が来たので、読経が済んだら孫娘に一対のお花を墓地に持って行く係をしてもらうことにして頼む。
和尚さんが到着されたので、タクシー代を払いに出る。
義妹や義兄夫婦が到着。次男のお嫁さんが和尚さんにお茶を差し上げてくれる。
皆でお経をあげ、準備していた回し香炉を回してお焼香。
終って、和尚さんにお茶、夫にお布施の金封が乗った切手盆を渡す。
孫娘がお花を花器から抜いて新聞紙に包む。
義妹や義姉たちがお供えにしていたお菓子の包みを開けて皆のお土産用のお饅頭の袋にそれぞれ分配する。
お嫁さんに霊供膳の中身をパックに詰めてお弁当にしてもらう。
和尚さんは次男たちの車に同乗していただき、墓地へ。
その間、会食会場に時間の確認の電話。
墓地では前回お線香を忘れるという失態をしでかしたので、今回はちゃんとろうそく、ライター、お線香を持参しました。
皆で拝み、お水をあげお線香を立てて拝みました。
ついで会食会場へ。
駐車場(コインパーキング)が目の前にある倉敷ロイヤルアートホテルの和食レストラン。
閑な時期の2月なので観光客が少なくて幸いしました。
法事の会席というととてもお高く設定したところが多いのですが、食べきれない&お高い、と思うので、
ランチの3,000円というので結構、とお願いしてありました。
大人たちはちょうどよく、1人中学生の女の子だけが足りないと言ってました。
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お子様ランチは、サッカーボールみたいな容器で供されて、
5歳児にはちょうどよく、2歳児には多かったみたいでした。
ともかく一族わいわいと楽しく会食。
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終りごろに私がお支払いに立ち、タクシーを和尚さんのために呼んで、お帰りいただきました。
請求書を内に回してね、と運転手さんにお願い。
帰宅後、やれやれと娘一家は孫同志ゲームをしている間に、
娘婿と息子が手伝ってくれてあっと言う間に祭壇の片づけも終わりました。
やはり若い世代に引き継いでいく時期がもうすぐ来ているなと感じます。




私の子供のころに父の祖母、私の曾祖母が亡くなってお葬式やら法事やらがありましたが
その頃には、続きのお座敷に座るのは親族やら株うちの男の人ばかりで、女性たちは裏の土間などでもっぱら食事を出す方の世話やらお給仕やらをしていました。
小学1,2年生だった私は、遊びながらごちそうの中の羊羹がおいしそうだなと狙っていたり、大きな飯台に入ったばら寿司の彩にみとれたりしていましたっけ。
今は女性の親族も会食の場に座ってお食事をいただけるようになって、よくなったものだと思います。

by kurashiki-keiko | 2016-02-16 10:23 | しみじみしたこと | Comments(0)

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