重森三玲の庭を訪ねて

 5月15日(日)午後1時、京都駅八条口で、インターネットで契約していた観光タクシーの運転手さんと出会うことが出来ました。たびの足と言うサイトで、実際にやってきてくれたのは都タクシーと言う会社のKさんでした。
 聞けばこの日は京都は有名な葵祭だったそうです!見てみたかった、残念、でも人の後ろで何も見えなかったかも。。。
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(ニュース映像から)

 行きやすい所からで結構です、というと、では、と駅の北に向かって走り出し、えっ、と驚いてプリントして用意していた物を手渡すと、行ったことのないお寺だったので調べると同じ名前のお寺があったのだそうです。光明院、こっちですか、と、方向転換。

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(クリックで大きくなります)

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最初に行った光明院は道の奥にあり、駐車場もなかったので、運転手さんが道端に止めて待っていてくれました。門の脇には・・・
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光の加減で見えにくい所もありますが、やたらに遊び半分で見ないでマナーを守って、という事らしいので、お庭を見たくてやってきた私、ぜひにと拝見したくて入りました。玄関先には受付の人もいらっしゃらなくて、太い竹の筒に志納金300円程度を入れるようにとあったので、2人分を入れて入りました。

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お座敷は開け放たれていて人の気配はなく、静かにお庭を鑑賞することが出来ました。これまで見たことのない感じの斬新な、人が立っているかのような石の配置をしたお庭。苔が茶色っぽいのは残念でしたが、梅雨の頃ならきれいな緑色でもっとよかったのでしょう。

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次はこちら、東福寺。山門は、東大寺と興福寺に負けないくらいのお寺をとのことで、威容を誇っていました。

d0031853_519479.jpg運転手のKさんもあまり来ないコースなので勉強のため、と、観光業者のパスみたいなのを受付に出して一緒に見学しました。

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こちら、建物に入ってすぐ渡り廊下があり、その右手。北斗七星を模した円柱状の石が配してあるのでしたが、それを後から知り、7つ写していませんが。重森三玲さんにお寺側からの要望としては、それまでにあるものすべてを使う事とかだったそうで、こちらは東司(つまりトイレ)の基礎の石だったのだとか。

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こちらは反対側の左手にある広いお庭。竜安寺の石庭を思わせられる枯山水です。細長い大きな石を配して、見応えのあるお庭。時計回りに建物を回ってみました。

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こちら、さつきの植え込みが市松模様になった大胆な配置のお庭。苔の部分が波のようになっています。さつきの時期が過ぎているのは残念でしたが、この配置の斬新さは際立っています。

次の庭に行く前に渡り廊下がせり出して展望台のようになった部分、運転手さんによると紅葉が見事な場所なのだそうです、
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向う側の橋は通天橋といって、そこの部分だけも拝観料を取るのだそうで、紅葉の時期には大勢の観光客でにぎわうようです。

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こちらは、岡山県の吉備中央町だったか、三玲の出身地で見た写真のお庭がこちらでした。市松模様の苔。苔八結構厚みがあるものだなと思いました。ふかふかになった部分もあり立体的な市松模様でした。

 次の霊雲院は、東福寺の塔頭の一つであったので、門のところまで運転手さんと一緒に歩きました。すると・・・前方に舞妓さんと芸妓さんをモデルに撮影会があり、余禄に与かりました。
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先ほどの通天橋と青葉をバックに素敵な写真が撮れることでしょう。

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こちら霊雲院です。門前に車を回して待っていてくれることになりました。これがレンタカーだと、元の駐車場までまた歩いて帰らなければならないところです。大変助かりました。

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ずっと奥まったところに山門があったので、その入り口の道の所で待っていてくれたタクシーに乗り、最後の善能寺庭園へ。山の中へ入っていきました。

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それはこちらの泉涌寺の塔頭になるようで、まずはこちらの受付で拝観料を払い、左手奥の小さい建物の前の石段を下って行くと、あるのだとの事でした。(そっちを見るのは無料だったのに・・・)

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小さい山門。

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この正面の石組が、開放的でこれまでの囲われたお庭とはちょっと違った雰囲気だなあと思っていたら、建物の左手をぐるりと回ったところに、池の水を抜いてしまっっていたけれど立派なお庭がかくれていました。
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建物の角にぐるりと取り巻くようにお庭があるのでうまく写真に収めることはできませんが、大きな木がかぶさるようになった立派なお庭でした。木の葉が落ちるので管理がしにくくて水を抜いたのかもしれません。
・・・ということで、4か所を3時間かからずにタクシーのおかげで回ることが出来ました。テーマを決めて見て回ったことは良かったかなと思います。
ついでと言っては失礼ですが、泉涌寺の本堂にも入り、狩野探幽の筆という、天井画の龍も拝観しました。なんでも、曇りの日には高い天井がかすんで見えないことがあるのだそうでしたが、幸いにもこの日は晴れ渡っており、しかも午後の日差しの方が方角がよくて、かなり劣化しているようでしたが、小鳥や獣よけの網まではっきり見えて、ラッキーですよ、との事でした。


参考ににしたサイトはこちらです⇒京都観光Navi:庭を見る 重森三玲編A
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by kurashiki-keiko | 2016-05-16 04:33 | | Comments(2)

Commented by saheizi-inokori at 2016-05-16 10:51
紅葉のときに一度行きました。
もう一度行きたいなあ。
Commented by kurashiki-keiko at 2016-05-16 20:36
saheizi-inokori様、あの通天橋の当たりの紅葉の頃は私もぜひ見てみたいものです。

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