ピアノトリオ コンサート アクシデントもあり

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倉敷青陵高校出身のピアニスト松本和将さんのピアノトリオのコンサートに来ています。
先月、孫娘の吹奏楽を聴きにきたらチケット販売中だったのと、クラシックにしてはお安い2,500円という(当日券3,000円)お値段に、翌日は忙しいんだけど、、、と思いながら思い切って買いました。
ほーんとに久しぶり。そういえば前回というのも、母校同窓会主催の日野原重明先生のご講演とのセットで松本和将さんのピアノコンサートだったような。
貴重な時間を楽しみます。

・・・帰宅しての感想。
 プログラム最初はモーツァルトの「トルコ行進曲」。とっつきやすいおなじみの曲。もちろん、なんて軽いタッチなんでしょう。流れるような、ほんの小手調べはわかっているけれど。
 続いてチェロの、巨体の向井航さんとヴァイオリンの上里はな子さんが登場。ベートーベンのピアノ三重奏曲の「幽霊」。第2楽章が幽霊ぽい、との解説を松本さんがされましたが、大体3人がほぼ同じように演奏するベートーベンらしい曲。第2楽章で眠りを誘うようだったか、と向井さん。確かに、時間も午後でうとうとしたい時間帯だったもの。
続いてチェロのソロは「愛の賛歌」おなじみの曲、流れるような旋律、聴きやすかった。 休憩15分をはさんで第2部はヴァイオリンソロで、おなじみサラサーテのツィゴイネルワイゼン。松本さんのインタヴューに答えたはな子さんによると、この曲を最初に演奏したのは小学4年生だったとのこと。2歳からヴァイオリンを始めたとのことなので、4年生ですでにあんな難曲?とびっくり。
 最後はショスタコービッチのピアノ三重奏曲でしたが、これがまた、先のベートーベンの「幽霊」にもまして幽霊ぽい曲だとのことで、チャイコフスキー以来、亡くなった人を追悼するピアノ三重奏曲というのがロシアでは伝統的に作られるようになったのだそうです。確かに前衛的、曲想が幽霊っぽい。
 で、第3楽章から第4楽章へは切れ目なしに続く、と聞いて、ラルゴからアレグレットに入ったばかりのところだったかで、はな子さんのヴァイオリンに異変が。目で合図を送って、弦の調整にかかりました。終わってから聞いたところによると、弦を巻くペグという部分が急にゆるんだのだそうでした。これまで雨が多かったところへ、急にさわやかな秋日和になって乾燥したせいだったのでしょうか。ペグを巻きなおして、ピアノで音を確認し、音を取り直して再開、でした。
 その後はチェロの弓の繊維の1本が切れて、向井さんが弦を動かすたびにその切れた1本の糸がひらひらしていたのが目につきました。
 演奏が終わってから、「きましたねえ、幽霊。」と、他の演奏家が弦が切れたときの演奏の様子をいろいろと教えてくれました。松本和将さんも、ピアノの絃が切れたことがあったそうで、終盤近くだと、ピアノは弦がたくさんあるので、その音を避けて演奏して終わる、という芸当もできたのだそうです。実に興味深いお話でした。
 幽霊ぽい曲の選曲は松本さんだったようですが、もし次回機会があれば、ショスタコービッチみたいなマニアックのなのではなくてもう少しポピュラーなクラシックを気楽に聞きたいものだと思います。
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by kurashiki-keiko | 2016-10-10 13:28 | 日常 | Comments(0)

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