私はいわゆる鏡台を持ちません。正確に言うと、嫁入りの時に、洗面台の鏡があれば鏡台はいらない、といったのに、当時同居していた父方の祖母が、「花嫁が鏡台を持たずに嫁入りするなんてあるものか」、と言って無理やり当時はやりだった三面鏡を持たされたのでした。が、使用したのは借家に住んでいた1年ほどのことで、自分の家を建ててからは洗面化粧台に化粧道具を置いて、寝室にある三面鏡に向かうことはありませんでした。顔を洗ってその場でお化粧する、というのが動線が短くて最適だったからです。
というわけで、いまだに顔を洗ったらその場でお化粧する私。1日、手持ちの口紅でお気に入りのビビッドな感じのピンクが残り少なくなってきたので、手持ちのを、しまい込んでいたのも含めて並べてみたら、あらま、結構な数でした。
ほかのファンデーションだのは大体生協やら行きつけの薬局で適当に買うのに、口紅だけはディオールです。デパートでいろんな化粧品メーカーの口紅を試してみて、このメーカーの色合いが一番好きだったから。夏場には青みがかった淡いピンク。冬場には赤い刺し色のセーターなども着るので赤系やオレンジ系。合唱団のステージなどでは派手目なピンク。お葬式などには地味目なオレンジ系。など、買い足してきたのでこんな数に。最後のひと塗りまで使い切ったものもありました。
ちなみに政治家の小池百合子さんやヒラリー・クリントンさんなどはしっかりした派手目な色をつけていますね。元気があることをアピールすることもあるのかと思います。地味目なのをつけると、やはり少し老けて見えるようにも思います。そんなことで私もはっきりした色合いが好きです。
試しにテープで系統別に通し番号をつけてみましたが・・・微妙な色合いの違いは番号ではよくわからないのですが、場面に応じて大切に使っていきたいと思います。