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しゃぼん玉

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 朝、庭を見ると、虹色の沢山のシャボン玉がふわふわと舞っていました。3才の孫がシャボン玉遊びをしていたのです。手に持った器具を動かすと、たくさんのシャボン玉がワーッと湧き出るように空へと生まれて行きます。その器具を見せてもらうと、ピストル型の先に4つの輪があってせっけん液をつけ、手元のピストルの引き金のような部分を曳くと、小さな扇風機が回る仕掛けになっていて、一度にたくさんのシャボン玉が空へ舞い上がるのでした。ストローを吹くのが難しい幼児にもその操作さえできれば簡単にたくさんのシャボン玉が出来ます。素敵なアイデアだなと感心しました。

そしてそのうちに、むかしむかし本当の麦わらのストローで、なかなか膨らまずに下へ落ちてしまうせっけん液を恨めしく思いながら一生懸命に力加減を工夫しながら吹いていた自分の幼い時代を思い出しました。それは、なかなかできないでたった一つ成功した時の喜びもあった、と今さらながらに思います。たくさんのシャボン玉が量産できるおもちゃもそれはそれでアイデアだとは思いましたが、あの頃のやっとできたシャボン玉も、小さな感動体験だったな、と懐かしく思いだされました。


by kurashiki-keiko | 2017-06-24 13:54 | しみじみしたこと | Comments(2)

Commented by surgeon24hrs at 2017-06-25 03:39 x
こんにちは。

へー、今はシャボン玉作りもそんな機械になっているのですか!なんか、びっくりですね。

ストローで一つ一つ吹く方が、私も好きです。
Commented by kurashiki-keiko at 2017-06-25 23:38
surgeon24hrs様、子供のおもちゃもこんなものまであるようです。
ピンホールカメラもそうでしょうが、手間暇かけて、出来がどうあれ自分なりのできを楽しむというのがいいですね。
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