夫がどうも声が出にくい。仕事に出なくなって日頃テレビの前でごろ寝、週1度太極拳講座に出るだけで、ほとんど人と話す機会が失われたせいもあるけれど、夫婦でのおしゃべりなどしれている。「飯・風呂・寝る」とか言うけれど、それすら言わなくても食事は出てくるわけで。
ということで、声帯の運動に、カラオケがいいかもね、と、カラオケ店を検索。駅前だと、暑いので車で行くと駐車料金がばかにならないし、と、検索するとすぐご近所にありました。駐車場もほどほどのがあるし、持ち込みOKだとか。そこだとふだん着にサンダル履きでも行けます。
最初はわからなくて、示された「おすすめドリンク」か何かがブルーハワイの上にアイスクリームが乗ったの。サービスでただかと勘違いしたら、ちゃんと後で料金を取られて、なーんだ。
その後は少し賢くなって、ドリンクバーでソフトドリンク飲み放題、と言ってもせいぜい2杯くらいですが、のコースに。午前中だとぐっとお安いのですが、朝っぱらからは声も出にくいしほかに用事もあるし、で2度目はお昼ごはんを済ませてから。2人、2時間で1208円でした。
部屋に行ってみると、昔昔は歌の本があったのに、今や(当たり前か)タッチパネルで歌手名か曲名を入れるようになっていて、夫、なかなかそのどちらもいざ思いだせないみたい。ページをパラパラめくって曲名を見てそうそう、この歌も好きだな、と思いだして昔は歌っていたと思うのに。
なので私がおせっかい、「石原裕次郎」と入れて、「赤いハンカチ」だとか「恋の町札幌」なんか入れたらどちらもお得意ではなかった。十八番は「粋な別れ」「港町涙町別れ町」らしいです。あとは小林旭の「北帰行」「惜別の歌」などとか、谷村新司の「昴」か。歌えそうな歌のリストアップをしておけばいいのですが、歌っているときは忙しくてそれどころではありません。適当に入れても「これは歌えん」と言わることも。意外にも私が歌おうと、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を入れたら一緒に歌ったり。
「ガイド音声入り」のにすれば歌いやすいこともわかってきました。
私は、松任谷由実、山口百恵、サーカス、森山良子、などなど。最近の歌はやっぱり覚えられないので、自分の学生時代あたりの歌を歌ってはあの頃に戻って心は青春!キュンとなったりしました。
思うに、「歌手名」「曲名」索引だけでなく、「生年」つまり生まれた年代によってその人の青春時代の歌が好きだと思うので、年代別索引があるべきではないか、と提案したいと思いました。
もう一つ、私は合唱団で歌はよく歌うほうだと思うものの、カラオケ上手とはまた話が別。ほんとに下手でした。