父から受け継いだこと

 先日の倉敷友の会創立記念例会で、自由学園から辻村透先生をお招きしてお話を伺いました。
その中で、自由学園の教育とは人間の生地を丈夫に織る教育であるというお話がありました。
自由学園では中高生たちが自分たちのお昼を当番制で作るという様子をプロジェクターで拝見。私も全国大会で女子部・男子部の生徒たちが作ったお昼をいただきましたが、手作りパン、ミートローフ、自家生産を含む野菜のサラダ、デザートまで彼ら彼女らが作ったものをいただいたことがあります。時にハプニングもあるようですが、それへの対処も含めて、リーダーとなったら手順を考え、時間に出せるようにと考え、栄養計算の報告までするのです。その調理も、また「人間の生地」を作る下地となっているのは間違いありません。

「人間の生地」とは。私は産婦人科医を父に持ち、年中忙しく仕事をする父の背中を見て育ちました。父が言葉で私に伝えたことはなかったけれども、牛の歩みのように、愚直に、裏切らずに一歩ずつ、小細工をしないで歩むことを教えてくれたように思います。
私も、不器用でなかなか要領よく世渡りをするなんて芸当はできませんが、愚直に、誠実に生きてきた、かな、と思います。
 
「おかれた場所で咲きなさい」と言われたシスター渡辺和子先生のお言葉のように、自分が置かれた場所に文句を言わず、精いっぱいその場でがんばった、かな、と思います。



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by kurashiki-keiko | 2017-10-14 03:57 | しみじみしたこと | Comments(0)

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