第61回 春の院展 倉敷展

おもちゃに夢中
d0031853_2322923.jpgyassyさんのブログを拝見、早速倉敷市立美術館へ行くことができました。
 1階にたまたま倉敷公民館の「第14回倉敷美術サンガ展」が17日(月)までというのも1階であり、そちらも一回り。倉敷の地元で描いていらっしゃる人たちの絵を拝見しました。皆さんなかなかにお上手。
 さて、と2階に上がって、いよいよ院展。こちらは23日(日)まで。入場料900円を払って入ろうとすると、たまたまその直前に雨がどーっと降ったものだから、傘を持っていたら、「会場内に傘を持って入らないで」と、受付横の傘立てにあずけるように言われました。
 なるほど、写真撮影禁止、インクが飛ぶ恐れのあるペンも禁止、傘は、絵をもしもそれで突いたりして傷つけるやからがいないとも限らないと言うわけなのでしょうか。それとも雨の水滴がかかるとまずいのかな?
 久し振りの市立美術館、広い第一室は、同人の人たちの、失礼ながら先ほど見てきた市内の素人画家の手になるものとは雲泥の差で、本物の画家の絵のレベルとはこういうものか、とため息が出るほど光の処理やものの重量感やら輪郭が描かれていて、この人たちはどんな風立体を平面に描ききるのか、不思議なような気がしました。
 また、入選作品もいずれも傑作ぞろい、私が最も気に入ったのは、「あのね」と言う題の、2歳くらいの子供椅子に乗る幼児とその母が手をつないで見合っている絵柄でした。写真のような絵でしたが、その幼児の横顔と、母の横顔の視線が合って、なんとも信頼と愛情に満ちた柔らかな時間が流れているのが見えるようで、しばらくたたずんでいました。
 もう一つ、古い駅の待合室のようなところで、少年が足元にランドセルを置いてベンチに座っている絵柄のもの。タイトルを忘れましたが、元気盛りの少年と、タイムスリップしたかのような古めかしい木のベンチと建物の対比、明るい室内のその絵の調子、その少年は何を思っているのかな?と想像し、これまた静かな時間の流れを感じさせる絵でした。
 日曜日の午後でしたが、暑い時候のせいか、入場者はそれほど多くなく、ゆったりと見ることが出来ました。絵の号数は良くわかりませんが、50号くらいなのでしょうか。大きな絵、これ1枚を描きあげるのに画家達は惜しみなく時間や精力を使ったものでしょう。一見の価値ある展覧会だと思いました。また、「初入選」との表示のある数点の絵、若い画家達の前途を祈る気持ちでした。
  最後に会場受付の所で、アンケートに記入、「この展覧会を何で知りましたか?」とあったのには「その他」にして「ブログ友達のブログから」と記入してきたことをご報告しておきます。
 
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by kurashiki-keiko | 2006-07-16 23:46 | おでかけ | Comments(2)

Commented by yassy127 at 2006-07-17 11:26
trackbackありがとうございました。
人の心をひきつけるのは何か絵に訴えるものがあるからなのでしょうか。
おっしゃる絵は私もひきつけられました。
もう一枚「古道ー熊野」も力作だと思いました。
初入選の人の絵、無鑑査の人の絵、どれもすばらしいものでしたね。
絵のよしあしがわからないので、その差がわかりませんでした。
Commented by kurashiki-keiko at 2006-07-18 15:22
yassy様のおかげで出かけることが出来ました。絵の上手さから言うとどれも素晴らしいの一言でしたが、描かれている素材については主婦として身近なものにやはりひきつけられますね。

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