復元された源氏物語絵巻を見に―福山へ

d0031853_22313341.jpg福山市の広島県立歴史博物館で18日から開催の復元された源氏物語絵巻展を見に出かけてきました。

学生時代に名古屋へ行ったとき、お城のそばの徳川美術館で拝見した900年前の絵巻がどんな風に復元されたものやら。
前日の台風も幸い被害もなく終わり、ETCつきの愛車で約50kmの道のりを出かけました。










d0031853_22362424.jpg駐車場は正面入り口から言うと裏手にありました。


d0031853_22382663.jpg入り口左手には、館内は撮影禁止のため、記念撮影コーナーが。貴族の女房たちに囲まれて写るのも一興かな。


d0031853_2240911.jpg明るく広々としたエントランスホール。入場券を買うと駐車料金が1時間無料になるスタンプを押してくれました。

中は撮影禁止ですので・・・
感想としては、900年も前の実物のほうが風情があるからいいという実家の母の意見もそれはそれで味わいからいうといいのかもしれませんが、科学の力で使われた顔料を調べ、さらに非破壊・非接触検査によって、女房の赤い着物の同じ色調の柄、公達の直衣(のうし)の柄や、野分に揺れる庭〈前栽・せんざい)の秋の草花の種類まではっきりと描き上げられていた、制作当初の姿を現代見せてもらうことができた意義は大きいと思いました。
 源氏物語は人物の関係がわからないとその絵巻の場面もわかりにくいので、入ってすぐの所に系図が掲げられていました。それをある程度しっかり確認してから絵巻の鑑賞にかかることをお勧めします。
また、復元の過程も展示されていて、一口で写すといっても、どの顔料をどの部分に何度塗り重ねるか、その顔料の膠との配合は、などと何度も試作を重ねた様子が見て取れて、それにも大変感動しました。



d0031853_22553717.jpg車を博物館駐車場に置いたままガード下をくぐり福山駅前に出て・・・食べ物やさんを探すのに疲れてなぜかお好み焼き屋さん、しかも広島風でなくて関西風でした。


またガード下をくぐり                      芝生で寝ている旅行者?      
福山城がすぐだったので見物。                日陰に行けばいいのに。
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天守閣から南側を見たところ。右側端っこのほうに先ほどの県立歴史博物館、左端がJR福山駅です。
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お城の出口はやっぱり南側で、また県立歴史博物館正面を通って駐車場へ帰りました。




ステンレス水筒に氷の入った麦茶を持参していたのがよかったと思った暑い日でした。
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by kurashiki-keiko | 2006-08-19 22:44 | おでかけ | Comments(6)

Commented by nobunobu_ok at 2006-08-19 23:56
ご苦労様でした。私も10数年前に徳川美術館で観ましたが絵よりも字のほうが印象に残っていて、次は五島美術館の絵巻が見たいと思いながら未だに行っていません。もう少し涼しくなったら福山には是非とも行って観たいです
Commented by kukura06 at 2006-08-20 11:30
行きたいですね。後1ヶ月ぐらいあるので、何とか時間を見つけて行ってみたいです。福山駅から歩いていけるのかしら。車の運転が出来ないとほんとに不便です。
Commented by kurashiki-keiko at 2006-08-20 13:15
nobunobu_ok様、今回は書のほうは絵に付属した部分は展示がありますが、復元された絵が主体でした。その他の模写された源氏物語絵巻のコーナーでは、優れた模写ということでの書はありました。
Commented by kurashiki-keiko at 2006-08-20 13:21
kurakura様、会場の歴史博物館は、JR福山駅から北西へ400m、徒歩7,8分くらいです。すぐ北はお城で、その西にあります。近いのでJRが便利です。上記の記事のリンクで会場の歴史博物館のホームページをご覧下さい。
Commented by neko_pen at 2006-08-20 22:35
すてきなものを見てらっしゃいましたね。
こういう絵巻物の復元はとても大変な、緻密な作業でしょうね。
それを現代に見せていただけるって、とても幸せだと思います。
こうして、時代が変わってもその時の技術で復元され、受け継がれることは大切ですね。
芝生の上に寝そべっている人は、身体を焼いているのでは?^^
Commented by kurashiki-keiko at 2006-08-21 23:57
neko_pen様コメントありがとうございました。日本画家の精密な模写、模写と一口に言っても構図だけでなく使われた絵の具の素材からにかわとの配合、塗り重ね方など、部分部分で皆違いますので、大変神経を使う細かい、根気の要る気の遠くなるような膨大な作業であったとわかりました。色の変化して剥落したものが本物だからと言って珍重するのもわかりますが、書かれたころのはっきりした模様なども復元されて、大変意義ある仕事だったと思いました。
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