ルース・スレンチェンスカさん、醍醐桜に『奉納演奏』テレビで見る
2007年 05月 03日
クララ・シューマンの愛したフルオーダーのピアノを、弦から張り替えて提供したと言う岡山の歯科医三船さん?もたいしたものです。
クララ・シューマンもまたルースさんと似た経歴で、幼いころからピアノの演奏家として育てられ、10代のころには親に反抗したこともあったそうです。似た経歴の持ち主に桜の前で演奏してもらおう、という熱意が、地元の役場や町民を動かし、実現する運びとなったのです。
『意思あるところに成功あり」(ということわざがあったかな?)と言う言葉は私自身、最近思うことです。最初から無理だとあきらめていないか、と自分に問う毎日。先日の衣服の持ち数調べでも、無理だと10年以上あきらめていたのに、エイヤっと頑張って出来たのです。
写真はテレビ画面から写したものです。OHK様ごめんなさい、ありがとう。
地元の人も協力してステージの板は桜色の板を使って、湿気がないようその日朝組み立てたそうです。
82歳で暗譜してブラームスやシューマンの「ロマンス」をテーマにした曲目を演奏したその精進、すばらしいものでした。
彼女の演奏会が終わると、桜はいっせいに散り始めたとか。
きっと初めてのピアノの音色は千年の桜にも心地よく響いたことでしょう。
よい番組を見せてもらって感動しました。
by kurashiki-keiko | 2007-05-03 17:06 | 感動したこと | Comments(2)
ピアノの機械が日本製になっていたのを総入れ替えしてヨーロッパから取り寄せ、タッチの調整をしているところなどは詳しく出ていたのですが、かんじんの?運び込みのところは出ませんでした。見たかったのに。
ですが地元の人の歓迎会に出席している様子とか、小学校を訪問した様子などが出ていて、地元の人たちとの温かい交流の様子がまたよかったです。