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映画「不都合な真実」を見て


映画「不都合な真実」を見て_d0031853_22172575.jpg珍しく、というかこの前見たのは何年前のことかな?というくらい珍しく、夫が「映画を見に行こう」というので、とりあえずイオン倉敷のMOVIXへ行きました。かかっていた映画はキムタク主演の「HIRO」やらもたいまさこさんら出演の「めがね」やらエヴァンゲリオンシリーズのやらハリー・ポッターやらあった中で、アル・ゴアさんの地球温暖化問題を取り扱った「不都合な真実」。地味だけどとても興味があったので。12:20からというのでそれまでの1時間半ほど本屋をうろついたり食事をしたりして過ごした。
 夫が選んだのがお好み焼き屋の千房で、混んでいる上に広島風お好み焼きを焼いてもらったものだから来るまでにやたら時間がかかって、ぎりぎりとなり、おまけに熱いし量も多いしで、失敗でした。なんとか時間ぎりぎりで入場できました。
 以前は自由席で30分も前に並び始めないといい席にありつけなかったのですが、今は全席指定で安心。

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 で、元アメリカ副大統領で、鋭い鼻を持ったゴアさん、余り知らなかったのですがもともと地球温暖化のことで勉強なさっていたそうです。
  彼がこういう活動を始めたのは当時8歳?だった息子が飛び出して交通事故にあって1ヶ月付き添っていたときに、次世代に住みやすい地球を残すのは親の使命だと思ったことが動機だそうです。また、彼の親は農場を経営していて、タバコもその産品の1つだったそうです。タバコの害については色々言われだしてからも、父は生産をやめなかったのでした。ところが彼とはだいぶ年上の姉が10代でタバコを吸いだし、最後は肺がんで痛みを訴えながら亡くなって、初めて親もことの重大さに気がついたのだそうです。
大気のCO2の割合が増えるのと平均気温が上昇するのとは一致していること、それもここ10年程がすごいことなどをスライドのグラフで示し、北極海の氷が年々薄くなり、そのためにその上に乗って狩をしていたホッキョクグマが何十キロも泳いでおぼれたとか、キリマンジャロの雪がどんどん解けていること、南米のパタゴニアの氷河も溶けていること、アラル海やアフリカのチャド湖が干上がったことなどなど、恐ろしいほどの地球規模の温暖化による影響が出ているのだ。
 そして京都議定書を批准していない国が2カ国あり、それはアメリカとオーストラリアであること、アメリカが全体の30%ものCO2を排出していること、アメリカ車の排出基準は非常にゆるく、もっとも優秀なのは日本のトヨタやホンダであること、などなど。
 映画の途中ですごいゴーゴーといういびきが聞こえてきたのはあんまりだと思いましたが、とても考えさせられるまじめな映画だったのです。

そして最後の字幕に、今私たちに出来る身の回りのことの例が出てきました。
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JFEスチールは、社員の意識を高めてもらおうと、2007年9月から全社員1万人を対象に、家計簿を付けながら家庭の二酸化炭素の排出量がわかる「環境家計簿」を導入することを決めたそうです。
、友の会でもとっくに環境家計簿には取り組んでいて、私も毎年電気、ガス、水道、ガソリン使用量に係数をかけて月別のCO2排出量の値を出し、その削減に(ゆるゆるではありますが)取り組んでおります。
 意識して電気・ガス・水道・ガソリンの無駄をなくすることが一人ひとりに出来る小さな、しかし有効な地球温暖化防止策であると言う事です。皆さんご一緒にがんばってみませんか。

by kurashiki-keiko | 2007-09-08 23:08 | 感動したこと | Comments(0)

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