倉敷民芸館と大橋家住宅で「花」を堪能

草月創流80周年・倉敷民藝館60周年・大橋家住宅国重要文化財指定30周年
   記念花展”祝い花”
平成20年2月26日(火)~3月2日(日)9時~16時45分
※2月中、民藝館は4時まで
共通券1,000円で2箇所に入場できます。
JR倉敷駅より徒歩15分、両会場間は徒歩5分


・・・という招待状をいただき、時間をひねり出して、今朝、自転車で回ってきました。

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で、中国銀行本町出張所(旧倉敷銀行)の建物横へ行くと・・・

ステンドグラスの横に足場を組んでなにやら作業中。防犯のために?ガラスで覆っているのでした。
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あのでこぼこの味わいが・・・ちょっとがっかりです。
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倉敷民芸館は、江戸時代後期に建てられた米蔵を改造して昭和23年に開館。東京・駒場の日本民芸館が昭和11年に開館したのに次いで、日本で2番目に出来た民芸館だそうです。川の向い側にある倉敷織物研究所を主宰しておられた外村(とのむら)吉之介氏が初代館長です。d0031853_1556734.jpg


左側のはたんすの引き出しにお花が生けてあります。(友の会の会員でもあるOさんの作)。右側のも、作業着と家具との調和がなんとも美しいと思いました。会場でそのOさんと一緒に以前パソコン講座に来られていた「うさこちゃん」さんにお会いしてびっくりでした。d0031853_16135810.jpgd0031853_16141371.jpg


吹き抜けになった最後の部屋。ここだけはずらりと並んでいましたが、部屋に1つか2つ、民芸品と調和して生けられたお花がどれもしっくりとその場の空間にはまっていて、これこそ生きた花の展示の仕方だなあと感動しました。そして、一度来たきりで長い長い間来なかった民芸館でしたが、自分が主婦として長くいるせいか、器や家具、着物など、生活に根ざした「民芸品」がこんなにも温かみがあり、美しいものだったの?と新鮮な感動を覚えたことも記しておきます。
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そして、大橋家住宅です。寛政8年(1796年)の建築だそうで、町民には許されない長屋門が母屋の前にあるのが特徴で、当時代官所の許可があったと言う事であり、格の高さがしのばれるそうです。
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この井戸の右手に米蔵があり、お雛様の展示もありました。何代か前のご当主が当時の最新流行の自動車の前でポーズを取っておられる写真や、屋敷を人力車で出発なさるその前の代のご当主の写真も。

d0031853_1624396.jpg台所の「おくど」。土間側からでなく、板の間側に火口があるのが珍しいと思いました。かまどの数が多いのは当時さぞかし使用人も多かっただろうと思いました。おくどに生けられた花も面白い趣向ですし、その火口には野菜も置いてあり、また面白い。

d0031853_16254698.jpgお座敷がとても沢山あって、迷子になりそうなくらい広かったです。これは、縁側に面した薙刀か槍をかける場所?だったところに生けられた作品。


そして、メインストリートを横切って阿知町から商店街へ入ると・・・d0031853_16272359.jpg・・・明るい。アーケードがなくなっています。

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ずっと以前、本通り商店街の会長さんから、アーケードを取っ払うと昔の屋根瓦などが見えてまたレトロな雰囲気でいいですよ、とお聞きしたことが本当になったみたいです。(この写真の左側がその商店会長さんのお店、例の10万円のかごを売っている「倉敷民芸」です)。暗かった通りから青空が見えて、なんだか新鮮でした。


・・・この記事はメールマガジン Weekly KURASHIKI週刊くらしきタウン情報に連載中の「Keikoのお出かけ日記(274)」として掲載されています。
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by kurashiki-keiko | 2008-02-28 14:49 | うれしかったこと | Comments(12)

Commented by yassy127 at 2008-02-28 19:24
重厚感のある空間に洗練された美しい生け花が加わって、見事な
雰囲気をかもしていますね。
アーケードがとりはらわれているのですか。
違った感じでしょうね。
Commented by miyakeoriibu at 2008-02-28 20:41
私も今日見に行きました。
さすが素晴らしい構図で載せておられますね。
私も載せましたが恥ずかしいです。
Commented by usatyu4 at 2008-02-28 23:03
始めまして。以前にわずかな期間ですが、教えていただいたときのことを覚えてくださっていて、感激しました。見に来ていただいてありがとうございます。これからも覗かせていただきます。よろしくお願いします。
Commented by tumugihime at 2008-02-28 23:17
建物も調度品も素晴らしいですね。
自転車で回れるなんてうらやましいです。
趣ある空間に草月流のいけ花が素敵~
いいですね倉敷。いつか訪ねてみたいです。
Commented by macky_work at 2008-02-29 16:18
いや~、民藝館も大橋家住宅も、ほんのり春爛漫ですね。
かまどのディスプレイが、特に楽しい!
お花でいろどりつつお野菜を飾って、遊び心いっぱいですよね(*^_^*)。
倉敷の街は、どの場面を切り取っても絵になりますね。
とっても好きです。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-03-01 02:04
yassy様、あの場所にあって生け花自体も落ち着いた感じがありました。アーケードは修理でなく取り払われるのかもしれません。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-03-01 02:04
miyakeoriibu様、どこかですれ違ったのかな?同じ写真が載せてありましたね。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-03-01 02:06
usatyu4様、随分お久しぶりにお目にかかりました。またコメントください。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-03-01 02:07
tumugihime様、お着物で訪れてみてください、倉敷の町に着物は似合いますよ。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-03-01 02:09
macky_work様、建物を花が生かし、花を建物が生かし、とてもよいイベントです。かまどもそうですが、「こんなところに?」という意外性がまた面白くて、床の間にももちろん生けてあったのに変わったところのをあげてみました。
Commented by myobento at 2008-03-02 16:42
やはり倉敷は趣があって、素敵ですね。
今年はもう少し時間を作って、夫と散歩を楽しみたいと思っていたのですが、いよいよ二人とも激務になってしまい、週末散歩もままなりません。うらやましいです。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-03-03 14:31
myobento様、激務ですか。そんな中だからこそお昼は栄養満点のお弁当で元気が出るのでしょうね。
機会があればまた倉敷にも散歩にいらしていただきたいです。東京の散歩の様子も暇を作って見せてください。

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