お葬式
2008年 04月 15日
明るくて陽気、よく回転砥石(サンダー)を使っていたので娘は「サンダー爺さん」というあだ名をつけていました。たまたま娘と誕生日が一緒だったそうで、それまでは祝ってもらったことがなかったそうなのに、娘が嫁入りしてからは、2人一緒に誕生祝をしてもらえるようになったとか。
病気で入院してからは、婿の母を含め3人の娘によってローテーションを組んで看病していたそうです。娘3人が近くに住んでいて、幸せだったなと思います。
人柄がよかったせいか、お葬式では何人もの人が別れを惜しんで泣いていました。87歳で亡くなったおじいちゃん、そういう場面を見ると、いい人生だったのだなあと思いました。焼き場へ向かう途中は、桃畑の桃がだいぶ散ってましたが残っているのもあり、桜の残りもまだ咲いていて、いい時候、「花の元にて春死なん」といった風情で、穏やかな性格だったおじいちゃんの旅立ちにふさわしい日和だなあと思いました。
by kurashiki-keiko | 2008-04-15 06:58 | しみじみしたこと | Comments(0)