「ドクター脳」茂木健一郎氏の脳活用法スペシャル
2008年 04月 30日
例1.研究者で学生の質問などで集中がとぎれ、仕事がはかどらない人、どうすればよいか。
答え:いつでもどこでも短時間を活用する癖をつける。
◆黙読よりも音読と言う風に、具体的な行動をしたほうが脳に入りやすい。
◆細切れでも時間を有効に。
◆やろうと思ったらいきなり始める。(○○をしてから、などと考えないで)
◆哲学の道のように、いつも歩いている道で考えるのが一番いい。
◆持続時間は「引き込み現象」と言うのが起きている間何時間でも集中が続くが、それよりも現代は細切れになりやすいので、わずかな時間を見つけてすぐ始め、集中できるように心がける。
例2.子育てやしつけ、職場の部下や学生を育てるためには
答え:褒め方のアスリートになる
◆いい所を見たらタイミングを逃さずすぐにほめる。相手をよく見てないとほめられない。
◆ほめられると快感に関するドーパミンが出る。ほめられた直前にしていたことをすぐ返したくなる
◆具体的なあることをさせないために叱るのは有効。何をしたらよいのかわからないような叱り方はしない。
◆どんなkとでもいいからいいところをみつける。そこをほめる。ほめられると育つ。
スタジオの100人からの質問
Q1.家に帰っても仕事モードで奥さんからのたわいない話を受け止められなくて・・・
A.何か動作をすると、リラックスのスイッチが入る、着替えとかお風呂とか→犬と遊ぶ(その人の場合)→脳には新しい環境に適応する能力がある
Q2.新しい仕事を任された時、人を巻き込み成功させるには?
A.リーダーは、「成功する」と言う信念を持って引っ張ること。
未知な仕事は不安だがリーダーが成功を確信していることを示すと安心して伸びる。
Q3.飽きずに新鮮な気持ちを持ち続けるには?(3年もすると恋人にも飽きてしまう)
A.どんな人でも本人も気づかない奥行きがあるので、そこを見つける。自分が変われば人の別の面を見つけることが出来る。人生が2倍3倍楽しくなる。
人間だけが常に新しい刺激を求められる。与えられるのを待つのではなく、脳は変わることが出来る。自分の人生を決め付けない。自分の正体はいつまでもわからないと思わないともったいない。
by kurashiki-keiko | 2008-04-30 04:19 | 新聞・テレビから思う | Comments(2)
私も集中力が弱くて、なかなか仕事や物事に集中できなかったり
するので、「やろうと思ったらいきなり始める」とか「具体的な行動を」
っていうのは、実体験としても納得です。
あとは…うーんと、デッドラインギリギリまで追い込んで、逃げ場を
自分でなくしてからやる(笑)?
やらざるを得ないから、もう必死になれるんです^^;
無事終わったら、「二度とこんなしんどい思いはイヤ」と思うのですが(苦笑)。