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「ドクター脳」茂木健一郎氏の脳活用法スペシャル

 NHKの火曜夜10時からの「プロフェッショナル仕事の流儀」はとても楽しみにしている番組のひとつです。4月29日は司会者の、東京工業大学の脳科学者茂木健一郎先生による「脳活用法SP」でした。忘れないためにメモしたものを元にここに書いておきます。

例1.研究者で学生の質問などで集中がとぎれ、仕事がはかどらない人、どうすればよいか。
 答え:いつでもどこでも短時間を活用する癖をつける。
◆黙読よりも音読と言う風に、具体的な行動をしたほうが脳に入りやすい。
◆細切れでも時間を有効に。
◆やろうと思ったらいきなり始める。(○○をしてから、などと考えないで)
◆哲学の道のように、いつも歩いている道で考えるのが一番いい。
◆持続時間は「引き込み現象」と言うのが起きている間何時間でも集中が続くが、それよりも現代は細切れになりやすいので、わずかな時間を見つけてすぐ始め、集中できるように心がける。

例2.子育てやしつけ、職場の部下や学生を育てるためには
 答え:褒め方のアスリートになる
◆いい所を見たらタイミングを逃さずすぐにほめる。相手をよく見てないとほめられない。
◆ほめられると快感に関するドーパミンが出る。ほめられた直前にしていたことをすぐ返したくなる
◆具体的なあることをさせないために叱るのは有効。何をしたらよいのかわからないような叱り方はしない。
◆どんなkとでもいいからいいところをみつける。そこをほめる。ほめられると育つ。

スタジオの100人からの質問
Q1.家に帰っても仕事モードで奥さんからのたわいない話を受け止められなくて・・・
A.何か動作をすると、リラックスのスイッチが入る、着替えとかお風呂とか→犬と遊ぶ(その人の場合)→脳には新しい環境に適応する能力がある

Q2.新しい仕事を任された時、人を巻き込み成功させるには?
A.リーダーは、「成功する」と言う信念を持って引っ張ること。
  未知な仕事は不安だがリーダーが成功を確信していることを示すと安心して伸びる。

Q3.飽きずに新鮮な気持ちを持ち続けるには?(3年もすると恋人にも飽きてしまう)
A.どんな人でも本人も気づかない奥行きがあるので、そこを見つける。自分が変われば人の別の面を見つけることが出来る。人生が2倍3倍楽しくなる。
  人間だけが常に新しい刺激を求められる。与えられるのを待つのではなく、脳は変わることが出来る。自分の人生を決め付けない。自分の正体はいつまでもわからないと思わないともったいない。

by kurashiki-keiko | 2008-04-30 04:19 | 新聞・テレビから思う | Comments(2)

Commented by macky_work at 2008-04-30 15:44
面白いですねぇ。
私も集中力が弱くて、なかなか仕事や物事に集中できなかったり
するので、「やろうと思ったらいきなり始める」とか「具体的な行動を」
っていうのは、実体験としても納得です。
あとは…うーんと、デッドラインギリギリまで追い込んで、逃げ場を
自分でなくしてからやる(笑)?
やらざるを得ないから、もう必死になれるんです^^;
無事終わったら、「二度とこんなしんどい思いはイヤ」と思うのですが(苦笑)。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-04-30 16:08
macky_work様、私も同じです。仕事が山のようにあっても、まずはコーヒーだの、家事を片付けてだの言ってるからますます徹夜しないと間に合わないようになるんです。わかってはいるのです。って、わかっているうちに入らない、かな。
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