小学生グループの取り組み
2008年 05月 13日




5月13日(火)、倉敷友の会の委員会、午後に、先日岡山で行われた中国部子ども研究会での倉敷友の会の小学生グループの取り組みについての発表がとてもよかったので聞かせてもらうことが出来ました。プロジェクターで子どもの様子を映しながら、原稿を聞かせてくれました。昨年度の小学生グループのリーダーのAさんは自身も小学生の子どものいるお母さんです。
まず10月のお母さんの会で思いや心構えを話し合い、子どもに作りやすいケーキやクッキーを試作し、その週の土曜日、実際に子どもたちに何を作るか選ばせて実習しました。12月の友愛セールには子どもたち自身でごまクッキーやサツマイモケーキ、バナナケーキ、ブラウニーなどを家で作って出品しました。私もセール会場にいましたが、子どもたちは自分たちが作ったお菓子を売ろうと懸命で「いらっしゃいませー」と大きな声で呼び込んでいたのが記憶に残っています。
働いて得たお金はクリスマス会に持ち寄り、身の回りから世界に目を向けるために、「世界の子どもたち」の7分ほどのビデオを見て、世界の飢えた子どもたちのことを知ったそうです。それで、自分たちに何が出来るか考えた上で、献金にしたそうです。
また、3年間で8回東京の子ども勉強会へ通った、係のKさんが倉敷で実践してきた小学生グループの話をされました。
A.よい生活習慣を身につける
B.生活力を身につける
C.人のために力を出す
D.感謝する心をはぐくむ
E.表現・思いを伝える
ということを目標に、それ以前は不要なおもちゃや文房具などを持ち寄って「ふろしき市」というフリーマーケットのようなことをしていたのを変えて「子どもレストラン」という行事をしました。
子どもたちの班のリーダーにメモ、財布、かごを持たせて買い物から任せたら、品物選びも一生懸命、レジのところではお金が足りるかな?と真剣なまなざしで見ていました。そして、レジ袋を断ったら2円バックされていたそうで、これもまた勉強になったそうです。
また、このときの果物の缶詰を買うとき、安い中国産とその倍位する国産のものと散々迷った末に安い中国産を選んだそうですが、後でもし自分の家のものだったら?などと話し合い、日本の食料自給率のことや食の安全性などにも考えが及ぶことにもなったようです。(当時はギョーザ事件の前)
子どもは言葉として発せられるまでに時間がかかるけれども、アンテナを張ってそれをよく受け止めたいとの事。
カレー、サラダ、ラッシー、ゼリーの品を分担して作り、食券売り場も交代で担当、たくさんの人が食べに来てくれ、盛り付け係などもずいぶん上手になったそうです。
こちらも、疑似体験というのではなく、本当に売り上げとして自分たちが作ったものの対価として得たことが貴重な体験となったようです。
このKさんのご主人は小学校の先生で、このレストランに食べに来てくれ、こういう取り組みを学校のゆとりの学習でもしてみたいがなかなかできないのに、友の会で出来ているのがとても喜ばしいことだと言う風に言われていたそうです。
その売り上げで、調理室を使わせてもらっているお礼にデジタルはかりを買うことにしたそうです。
このほかにも畑で大豆を育てて大豆製品を作ってみる取り組みもしています。
もうはるか昔になってしまいましたが、わが子の小さいころは、夏休みに子ども料理教室というのをしていただいて、長女は班長になるというので一生懸命練習させて弟と一緒に参加させたことがありました。そのころはそれでもよい体験が出来たと思っていました。また、自分が子どもたちの世話をしたときには、サンドイッチとサラダを作り、絵入りのプリントを用意するなどしてそれなりにしたつもりではありました。
しかし食べに来てもらってその売り上げを世界に目を向けて献金するなど、とても考えも及ばなかったことでした。すぐれた子ども係のリーダーさんがいてくださって、このように大きな流れの中の行事に出来たことを改めて感動しながら聞かせてもらいました。
by kurashiki-keiko | 2008-05-13 23:09 | 友の会 | Trackback | Comments(6)
とても素晴らしい取り組みをなさってますね。今、ギュウギュウに詰め込まれた学校教育の中では、こういう取り組みができなくなっています。でも、本来学校とは社会に出て行くための訓練をする場所だと思うのですが…
友の会の取り組みも世界に目を向けるように大きく発展してきたのですね。
次代を受け継ぐ子どもたち、立派に育って欲しいです。
次代を受け継ぐ子どもたち、立派に育って欲しいです。
学校の授業以外の、こういう場が与えられるお子さんたち、
恵まれていますね。
こんな教育を受けたら、どの子も心豊かな人になりそう・・・
いつの間にか、忙しすぎる大人が余裕のない人間を育てる
社会に、とってもすてきな取り組みがされていますね・・・
恵まれていますね。
こんな教育を受けたら、どの子も心豊かな人になりそう・・・
いつの間にか、忙しすぎる大人が余裕のない人間を育てる
社会に、とってもすてきな取り組みがされていますね・・・
lanova様、学校のゆとりの時間がこういうことをするのに作られたと思うのですが、なかなかうまく使われていない所が多く、教師に負担になったいる部分もあるようですね。
miyakeoriibu様、自分たちの周りだけでなく世界にはとても不幸な子どもたちがいるということに気づくビデオを探してきて見せると言うリーダーの持って行きかたもいいなと思いましたし、そういう思いに沿って献金した子どもたち、きっと立派に育つと思いたいです。
neko_pen様、こんな素敵な行事に参加できた子どもたちは、大きくなってもきっと豊かな次世代になってくれることと期待しています。


