尾道に2つの出会い―頑固親爺の豆菓子屋さんと猫のいる喫茶店

 夫の気まぐれで、また尾道に出かけてきました。今回もたくさんたくさんの写真を撮ってきました。歩いているつもりでどうぞご覧になってください。

今回歩いたのは、駅前から天寧寺までの寺めぐりコース、そして商店街でした。
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d0031853_4362279.jpg林芙美子の母校、最近では「百マス計算」で有名になった土堂小学校。石段の下の掲示板にもコース図が示してあります。

d0031853_4452055.jpg「二階井戸」金網で見えにくいですが、はるか下のほうに井戸が見えます。高い場所から下の井戸の水を汲むための工夫のようです。土堂小学校のすぐ横手にありました。

d0031853_4464345.jpg最初のお寺、持光寺では粘土でこのような「にぎり仏」を観光客に作らせてくれ、焼いて送ってくれます。5人ほどの観光客が竹串で目を入れるなどして製作中でした。

d0031853_4514572.jpg古い町には猫が似合います。のたりとお昼寝中でした。

見下ろす坂道、こんな風情はどこか懐かしい。
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d0031853_4542533.jpg夫が見つけて「懐かしいなあ」昔は木で作ってこんなゴミ箱にぽんぽんゴミを入れていて、分別も何もなく取って帰ってくれていたようです。

d0031853_4562159.jpg角を曲がって左の山側にあがりかけるところで、ガスボンベがたくさん外に置いてある町工場?みたいな建物に遭遇。これが「頑固親爺」の豆菓子屋さん、木谷製菓本舗でした。
あの大林宣彦監督もたびたび買いに来られたそうです。

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袋の印刷より。d0031853_4585414.jpgd0031853_459114.jpg

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お菓子屋さんから少し上がっていくと、志賀直哉旧宅です。この付近まで行くと暑くなって、のどが渇いて、でも自販機もないし・・・

すると、志賀直哉旧宅の左隣に、草で隠れたような石段の上になにやら喫茶らしいドアがあり「OPEN」の看板が。
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d0031853_553254.jpg店の前のスペースも素敵。

d0031853_561544.jpg店内には「年増ネコ」がのたりといました。注文の品が来る前に夫に擦り寄って。夫もびっくりしながらもなでてやると、年寄りネコなのか穏やかでされるままになっていました。窓の外はびっしりの蔦。店内は明るくて、汗ばんだ体を休めてホッと一息。
アイスレモンティーとトマトジュース、どちらも500円でした。

d0031853_594483.jpg「おのみち文学の館」の前にあった看板。このあたりがこの日のコースでは一番高い場所です。

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低めに抑えてある生垣の向こうに広がる尾道水道は大好きな風景です。林芙美子の書斎の再現がある縁側のほう。

d0031853_5131212.jpg同じくおのみち文学の館の反対側のお庭から。手入れの行き届いたお庭越しに見える海の風景は気持ちが安らぎます。

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この日の最後のお寺、天寧寺の境内から見上げた千光寺とロープウエイ。

d0031853_5155346.jpgここから線路をくぐって商店街へ。

d0031853_5165118.jpg商店街から海へ抜ける小路には名前があるようです。

そして、頑固親爺の豆菓子、商店街で販売しているのを見かけました。d0031853_5182016.jpgd0031853_518358.jpg

こちらの小路の手前右にある「桂馬」というお店はかまぼこやさんで、まるでお菓子みたいなきれいな形をした品物がたくさん。d0031853_5193375.jpgd0031853_5201690.jpg

d0031853_5222528.jpg幼い芙美子は九州方面を6年間転々とした後、この尾道で初めて6年間暮らす間に女学校へ進学、作家になりたいという希望を持つに至ったようです。お嬢様たちの中でアルバイトをしながら女学校に通ったという芙美子の才能を見つけて育てた先生も偉いけど苦学して進路を切り開いていった芙美子の生き方もすごい。
・・・と思いながら、駅前のスタート地点に戻ったのでした。

おしまい。

尾道市 ホームページ

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by kurashiki-keiko | 2008-05-25 23:31 | おでかけ | Comments(13)

Commented by yoas23 at 2008-05-26 01:12
旦那様のお付き合いでも美味しいお菓子に出会えたり、
たくさんの写真も撮れたようで充実した一日だったでしょうね。
私もそのお蔭でこうして尾道の様子を見せて頂けるので大歓迎です。
続きも楽しみにしていますよ。
Commented by yochy-1962 at 2008-05-26 01:34
お待ちします、お待ちしますよー。
楽しみです。
Commented by yassy127 at 2008-05-26 06:41
尾道をこんなに詳しく歩いたことがありませんでした。
詳しい説明付でさながらkeikoさんと散策している気分になりました。
そして新しい知識もいただきました。
頑固親父乃一粒はまだ食べたことがありません。
Commented by usatyu4 at 2008-05-26 08:36
尾道は何回か行きましたが、それはバスで素通りするだけです。バスの窓から見たら、坂が多いなあと思います。やはりkeikoさんの写真でも坂や、石段が見えます。詳しく案内ありがとうございます。
Commented by yochy-1962 at 2008-05-26 17:09
行ったところもあるし、知らなかったところも。頑固親父の〜は知りませんでした。線路の下のトンネルは、大林映画でも登場しましたね。
ああ、また行きたくなって来た。
Commented by lanova at 2008-05-27 04:08
尾道めぐり、楽しませていただきました。瀬戸内には坂の多い場所がたくさんありますよね。確か呉もそうだったように記憶しています。
Commented by miyakeoriibu at 2008-05-27 15:31
私も何年か前に行ったことはありますが、こんなに歩きませんでした。
目的の千光寺公園に行って、海産物などのお店やさんをうろうろしただけです。
詳しく写真つきで載せてくださっているので、私も一緒に歩いている気分で読ませていただきました。
遠くまで出かけなくても、案外近いところにもいいところが沢山ありますね。
有難うございました。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-05-27 17:49
yoas様、いつもそちらのサイトの写真もとてもきれいで楽しみにさせていただいています。そちらからは遠方ですが、尾道は大林宣彦監督の映画にもたびたび出てきますから、またそのうちどうぞ。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-05-27 17:50
yochy様、地図を片手に歩く人たちとたびたびすれ違いました。人によって同じコースを歩いても感じるところは違うと思います。またどうぞお訪ねください。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-05-27 17:51
yassy様、解説付きで歩くともっとよかったかもしれませんが。一緒に歩いた気分で楽しめたら幸いです。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-05-27 17:51
usatyu様、近いですから機会があったら是非またお訪ねになってみて下さい。いろんな見方が出来ますから。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-05-27 17:52
Lanova様、そうそう、呉もそうらしいですが。私は呉の町はまだ歩いたことがないのです。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-05-27 17:53
miyakeoriibu様、千光寺公園も桜の頃と紅葉の頃、いいですよね。尾道は何度行ってもそのたびに別の顔が見えるので面白いです。
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