夫婦で「とん平」へ
2008年 07月 05日
私の運転の車で、コインパーキングに止めました。
路地を入ります。立ちションよけの鳥居が本格的なのにちょっと感動したりして・・・
あんまり主婦はこんな店には来ませんね。
入ると、1本の大木を横に切ったカウンターには、満席でオジサンばっかり。夫の元勤めていた会社の兄貴分(東京生まれ、慶応ボーイのお坊ちゃま)も、出張で水島に来るとここに来たいと言われるそうです。何がそんなに魅力なんでしょう。
手前左のテーブル席には仕事を定年で辞めた風な年配のオジサン。右のテーブルは若い人のグループ。
私たちは入り口近く、カウンター手前角の、調理人からは一番遠い所しか空いてなくてなんとかそこに座りました。
そしてじきに2階に予約しているという9人のグループが上がって行きました。カヨちゃん、カウンター奥の狭い調理スペースで、要領よく9人前のお刺身を盛って、もって行きました。
でも、主婦からするととても高いお値段の数々。
県内特産の「乙島シャコ」の唐揚げを、ほかにもつ煮だのイカ刺しだの、タコの酢の物などなど。夫は生中、私は運転なのでウーロン茶で。あーあ、少し遠めだけど、歩いてくればよかった、こんなお店で飲めないなんて。。。
もつ煮、しょうがの味が効いてておいしかった。後色々、写真写すの忘れました。
乙島シャコの空揚げです。これはたしか日曜の「鉄腕ダッシュ」の「ソーラーカーだん吉の旅」でも立ち寄り、砂地の穴のところで筆で刺激したら釣れるとかいう?シャコですね。加熱すると朱色になります。
終わりごろになって、夫が「どぜうの空揚げ」を頼んだら、芥子醤油は来たのに本体が来ない。なんとテーブル席のオジサンたちに間違ってもっていかれたらしく、待てど暮らせど・・・
だいぶ店内が空いてから気付かれて謝りながら・・
「どぜう空揚げ」が来たと同時に、店主のカヨちゃんが呼び出してくれた夫の高校時代の同級生N氏が徒歩で参上。飲みながらうだうだと話。私は早起きがたたって、すっかり眠くなりうとうと。
とうわけでしたが、カラオケなし、色気なし、ただ地元の生きのいい魚介類中心の気取らない料理を飲んでしゃべってというお店、そういうのが多分出張のサラリーマンだのオジサン族に好まれるのかもしれません。
この4人の女性はとてもチームワークがよく、店主のカヨちゃんが指図することはなく、それぞれ生ビールを注いだり焼酎水割りを作ったり揚げ物を揚げたり食器を洗ったり、固定した仕事ではなくその場その場ですべき仕事を心得てさっさと動いているところがすごいと思いました。
この記事はメールマガジン weekly KURASHIKI 週刊倉敷タウン情報 に連載中の「Keikoのお出かけ日記(296)」に関連しています。
by kurashiki-keiko | 2008-07-05 17:57 | おでかけ | Comments(4)
できたら「もつ煮」の写真も見たかった(笑)。
どこでもドアがあったら即、行きたいです。ああ、でもまずお金をためないと。
岡山に出張の時には成田家でしたが、ここ倉敷だとここをぜひご案内したいと思います。もつ煮、ほんと、写真を撮ってないのが悔やまれます。