鹿児島県の旅 その6 種子島ロケット発射場


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朝の海です。ホテルから降りた浜は干満の差が激しいようで、だいぶ上のほうまで満ちていた潮のおかげで細かい砂は湿っていて靴に入る心配もなく歩くことができました。

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浜の左手の岩場は地層がはっきり見える断崖。その下の浜には小さな穴が多数開いていました。

d0031853_345864.jpg何か生き物が開けたようです。


d0031853_373835.jpg浜からの出入り口付近にはサーフボードが一杯。「水着のままで入らないように。Tシャツなどを着てから入るように」との注意書きが。

d0031853_391966.jpg9時半の宇宙科学技術館の開館時刻より40分も早く着いてしまい、時間待ちが長かったです。それで夫は外で、私はエンジンを止めて空調をかけて雑誌を見ていたら、なんとバッテリーが上がってしまい、職員の方にわけを話してキーを預けて助けを求めました。
すると、見学が終わるまでにチャージしてくださっていてご親切がありがたかったです。

d0031853_3125064.jpg館内の展示は小学生にもわかり易いように模型やクイズ、体感型など工夫を凝らしていて、ロケットの進化の様子、日本と世界のロケットの大きさ比較、宇宙ステーションの実験棟の実物大模型、宇宙飛行士のメッセージ、ロケットを打ち上げる目的などなど。

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世界にはこんなにロケット発射基地があるんですね。種子島はアメリカのケネディ宇宙センターとほぼ同じ緯度ですが、広さは圧倒的にケネディ宇宙基地のほうが大きいそうです。

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団体客はこの宇宙科学技術館の見学だけで帰って行きましたが、希望者には無料で1時間15分の見学ツアーが日に3回あり、私たちは11時からの1回目のに行きました。基本的には予約が必要とのことでしたが幸い集まったのは私たち夫婦のほかには30代か40代の男性2人の計4人だけでした。女性の案内人がついていざ出発。地図の左下の赤い建物が出発地点の宇宙科学技術館です。

d0031853_3304597.jpg大崎第一事務所のH-Ⅱロケット7号機の実物です。
H-Ⅱロケットは日本が約10年の年月をかけて開発した純国産の大型ロケットです。昭和57年から開発が始まり、平成6年から平成11年までに7機打ち上げられました。これはわけあって打ち上げられなかった本物の機体です。

d0031853_3381789.jpg先端の衛星がしまわれる部分と本体のほとんど燃料が入るという部分の巨大さに圧倒されるようでした。直径4m、長さ50m。熱さから守るためにウレタンフォーム?のスポンジ状のものが吹き付けられているそうです。

d0031853_3411945.jpgいよいよ発射場へ入ります。入り口ゲートにはガードマンが3人くらいいて、車の運転手さんと案内人の名前を確認し、ドアを開けて私たちの人数確認を鋭い目でして声を出して確認してからゲートを通過させてくれました。テロを警戒しているのでしょうか。ちょっと緊張の場面でした。

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テレビでよく見る光景が広がっていました。大型ロケット発射場は総面積17万6千㎡、発射場内には大型ロケット組み立て棟、発射管制塔、ロケット打ち上げ射点などがあり、H-ⅡAロケットの組立、整備、点検から打ち上げまでを行っています。これは第一射点です。

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こちらはH-ⅡAロケット用に新設された射点です。今後ロケットが大型化した場合にも対応できるように拡張性が考慮されています。2009年度打ち上げ目標として開発が進められているH-ⅡBロケットの打ち上げに使用する予定です。


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愛知県で作られたロケットは、船で種子島へ運ばれ、港からは夜中に普通30分の距離を5時間かけてトラックでここまで運ばれるそうです。これはロケットの組立棟で、ロケットの高さが収容できるようなこの建物の巨大なこと。しかも、この正面のドアはギネスブックにも認定の厚さ2mの世界一巨大な引き戸なのだそうです。左右2台の長い特殊な台車に乗って射台までの500mを運ばれるそうです。

d0031853_358747.jpgこれは打ち上げのときによくテレビで見る管制司令室です。報道陣もシャットアウト、左手上のモニターカメラの映像がテレビで流れるのだそうです。
ちなみに打ち上げ時は周囲3kmまで立ち入り禁止になるそうです。

d0031853_423693.jpg中央の山の斜面に張り付くような建物から、報道陣が打ち上げの様子を撮影するそうです。
 見学ツアーは大変興味深く、緊張しながら見せてもらいました。それにしてもガイド嬢は大変上手で全部暗記しているのに感心しきり。
JAXA 種子島宇宙センターhttp://www.jaxa.jp/about/centers/tnsc/

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宇宙から帰還?して、島の名所のひとつ、「千座(ちくら)の岩屋」へ。まだ干潮とはいかず、2つある洞穴のうちこちらは小さいほうだそうで、大きいほうは本当に千人くらい座れそうなくらい広いそうですが潮が満ちていては入れませんでした。そばの海岸でお昼を食べていた営業マンが案内してくださいました。



d0031853_493154.jpg種子島空港から鹿児島へは15:50の日本エアコミューター機で。鹿児島から岡山へは17:05発の同じくJAC日本エアコミューター機でしたが、種子島からのより一回り小さい機体でした。

d0031853_4114356.jpg翼よあれが岡山空港の灯だ~!!
ということで3泊4日の鹿児島県の旅は終わったのでした。
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by kurashiki-keiko | 2008-10-25 04:12 | | Comments(2)

Commented by usatyu4 at 2008-10-25 22:59
こんばんわ 鹿児島の旅行記楽しませてもらいました。鹿児島市にある維新体感ホールには行きました。私もkeikoさんと同じで、幕末の頃のことはわかりにくかったのですが、篤姫のテレビを乱してから、何となくわかるようになりました。あそこのホールにはもう一度行ってみたいです。知覧や種子島には行っていないので、ぜひ行きたいです。ありがとうございました。
Commented by kurashiki-keiko at 2008-10-26 02:39
usatyu4様、ドラマとはいえ篤姫はあの頃の人の名前や動きがよくわかっていいですね。知覧は特攻の町としか知らなかったですが、武家屋敷の風情もこちらとは違うのと、保存が行き届いていて気持ちがよかったのでぜひ。種子島は屋久島ほどに観光客が多くないですがその昔の鉄砲伝来の地が先端の宇宙センターになっているめぐり合わせも面白いものでした。
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