鞆の浦へおばあちゃんと sanpo


d0031853_1115869.jpgおばあちゃんを一緒にたまには連れて行ってあげましょう、というので、広島県福山市の鞆の浦へ出かけました。いいお天気に恵まれました。何度も何度も「もたもたしてるのに連れて行ってくれてありがとうよ」と感謝されました。芦田川の橋を渡ろうとしたら交通規制。マラソン大会があったのでした。この橋は車両通行止め。

d0031853_1133798.jpgこの橋も片側はマラソン専用になっていました。

d0031853_1305911.jpgお昼は和食の店「衣笠」へ。鞆の浦では人気1番だと思います。しかし、この日は法事があったり予約客の先客多数のせいか、「12時半から営業」と表に出ていて、のれんもかかっていませんでした。それでもあきらめずに入り口ホールで待っていると、続々とお客が詰め掛けていました。雛めぐりでお客も多かったようです。幸い私達は待っている3番目くらいで、お雛さまをめでながら、おばあちゃんもベンチに座れました。すぐ前のお客と話したら、井原市からのご夫婦でした。結局12時50分に入れました。短気な夫も仕方なく待っていたのでした。

d0031853_1182657.jpgd0031853_1183839.jpg
d0031853_1185379.jpgおばあちゃんが煮付けが欲しいと言うので、私達も合わせました。もう1ランク上だと刺身と天ぷら、食後にコーヒーがついていたのでしたが、天ぷらは高カロリーなので要らないわ、と言う事で。煮付けは「げんちょうにしますか?それともあまてがれいにしますか?」と聞かれて、「聞いた事がないからげんちょうにします」と注文したら、なんとそれは倉敷では「げた」と言っている舌平目のことで、よく食べているものでした。なーんだ、と言う感じ。でも南蛮漬けの小鉢もあったし、茶碗蒸しとアラの赤出汁もあったから満足。コーヒーだけはちょっと欲しかったけれど。

d0031853_1322377.jpgお店を出ると、ボンネットバスが通りかかりました。観光用に走っているものとみえます。
d0031853_132748.jpg私達が席に呼ばれた頃にのれんが外へ出されていました。お店外観。




d0031853_2112992.jpg最初に行ったのは、朝鮮通信使の定宿で、この建物からの仙酔島の景色が「日東第一の景勝」とほめられた、という福禅寺対潮楼でした。ここのお寺の境内までには10段くらいの石段がありおばあちゃんの手を取って登りました。しっかり歩けるので気付かなかったのですが、石段はやはり88歳の年寄りには登りづらかったのです。

d0031853_2134428.jpg
d0031853_214035.jpg朝鮮通信使にこのようにほめられたという日東第一景勝の額
d0031853_214569.jpgd0031853_2151076.jpg
伊能図よりはだいぶ精度が落ちるように思いましたが、こちらは文久年間の地図・海図です。さすが交通の要衝だけあってこんな地図も必要だったのでしょう。

d0031853_2165591.jpg
古い商家です。この日は雛めぐりのイベントの最中なので、特別に中に入らせてくれていました。この入り口がまた石段で、おばあちゃん、杖をついて何とか上がれました。

d0031853_21817100.jpg
古いお雛さまが古い建物によく合って、なんともいい雰囲気。

d0031853_219450.jpg帰りは建物裏口から道に出て、横のほうから出てきました。おばあちゃん、興味深げに地元の人とお話していました。

d0031853_2201574.jpgd0031853_2202710.jpg
保命酒の酒屋さんを訪ねる途中、こんなお店がありました。港町らしい商売ですね。狭い町並みなのにお雛めぐりのため車が押し寄せていて、歩く人もいて、その通りは大変な交通渋滞。・・・だからと言って今問題の港の外に橋をかける、というのには賛成する事は出来ません。

d0031853_2235570.jpg団体客も含めてこのときは大賑わい。この左のほうにある「いりこ屋」さんでは、以前ガイドの案内でも紹介されていたので、またいりこの大袋を1050円のところ割り引いてもらって1000円で。

d0031853_2254625.jpg
大田家住宅は、保命酒の醸造元で、建物内部も公開されています。
d0031853_2253547.jpg

d0031853_229038.jpg

お酒を量り売りしていたときの枡のようです。
d0031853_2293842.jpgこちらは蓋の上にお雛さまを飾っていますが、台所で、大きな鍋がかかった「おくど」です。火口は一段下がった向こう側にあり、向こうが海岸で風が火口に向って吹くようになっていたと、以前ボランティアガイドさんの説明にありました。

d0031853_230080.jpg倉庫群です。左手がもち米を蒸す場所、右手には家族風呂が、奥右には衣装倉庫だった場所の遺構、正面奥はお酒の醸造場所だったところ。

d0031853_2312170.jpgd0031853_2313496.jpg
もち米を蒸していた釜と、左側が半地下のたき口。お釜は、人の背の高さくらいの深さがある巨大なものでした。

d0031853_2335614.jpg
保命酒を作っていた場所。備前焼の大甕が並んでいます。もち米のお酒に薬草を多種類使っての滋養のあるお酒のようです。こんな大甕、私の父方祖父母の家の玄関先にもあったので懐かしい。そちらはお米の保存に使っていたようです。

d0031853_2375370.jpgそしてこれが大田家のお雛さまたち。めずらしい裃を着たお雛さま。

d0031853_238482.jpgこちらも珍しい、翁と媼のお雛さま。白髪のお雛さまというのも初めて拝見しました。たぶん当家のご隠居のお誕生日祝いかなにかで作られたものかと、米寿を越えたうちのおばあちゃんを見ていて思いました。

d0031853_2395215.jpg
こちらは正統派の江戸くらいのお雛さま。端正なお顔立ちです。

d0031853_2405075.jpg

食事の待ち時間が長かったのと、大田家などの見学に時間を取ったので、ここいろは丸の記念館の内部は省略。

d0031853_2415815.jpg
先ほどのいりこ屋さんの前は相変わらずの人だかり。

d0031853_2422710.jpg
こちらは「崖の上のポニョ」の製作の宮崎駿監督の行き着けとガイドさんに教わった事のある喫茶店で、おぜんざいが食べたかったのですが、満席でした。その右の路地を抜けて・・・

d0031853_243595.jpg
海岸沿いに再び出ました。先ほどのいろは丸の博物館と、石造りの灯台が見えます。

d0031853_2485645.jpg
おばあちゃんは晩のおかずにと、魚屋さんを覗きました。煮魚が欲しいと言うと、お昼に食べた「ゲンチョウ」、倉敷では「ゲタ」と言っている舌平目か、カワハギかカレイだね、と言われてカワハギを800円で買いました。

d0031853_252722.jpg
この日買って、車内でおやつに食べたお煎餅です。魚がプレスされた大きなおせんべい。

d0031853_253688.jpg
いりこの大袋と、保命酒の飴を買ってきました。
[PR]

by kurashiki-keiko | 2009-03-16 01:18 | おでかけ | Comments(2)

Commented by yoas23 at 2009-03-16 03:23
「な~んだ、舌平目と言ってくれたら良いのに・・・」ですね。
私には「あまてかれい」も「しらさ海老」も「ひっさげ」も分かりません。
もちろん「げんちょう」もです・・・
しかしこんなお店も行ってみたいです。
何分にも魚が好きなものですから・・・
Commented by kurashiki-keiko at 2009-03-18 20:53
yoas様、あまてかれいとしらさ海老はわかるのですが、
「ひっさげ」というのは、倉敷では別名があるのかどうか確かめればよかったです。
お魚、お好きなのですか。ここは実は海が近いとはいえ、地元のお魚はあまり取れないと聞きました。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< ・・・そして合唱練習へ 携帯の機種変したら >>