<   2006年 09月 ( 29 )   > この月の画像一覧

母の手紙を代筆して

 86歳になる母の手紙をパソコンで代筆?しました。母が敬愛していた夫の小学生時代の担任の先生が、一人になられてずっと暮らしていたのですが、東京の御子様たちを頼って転居された通知のハガキの返事でした。
 夫の恩師は、小学生のころ、チビでやんちゃだった夫をよく可愛がってくださり、臨海学校で一緒のふとんで寝てくれたとか、先生が妊娠中は夫が近くの商店へ牛乳を買いに行くお使いをしていたとか、物が無い時代だったので、母は友の会で習い覚えたケーキを、自家製?オーブンで焼いて持っていったとか(数年だけ友の会に入っていたそうです)、エピソードがたくさんあった先生とのお付き合いは、もうだから50数年。
 スーパーへ行く道筋に先生のお宅があったので、庭の花がd0031853_172854100.gif咲いたと言っては持って行っていた母なので、昔のことを語れたり教育談義をしたりするお相手がいなくなり、どんなにか淋しいようで、そのことを何度も書いて、書いた便箋を紛失し、また書き、と言う調子で、だいぶ前にも下書きを「これでいいか見て」と言われたはずなのに、また先日も「書き足したから見て」・・・
 
 d0031853_12141365.jpg誰しも80歳を越えると、手首などの筋肉の衰えからか、震えたような読みにくい字になるようですが、母もまた、です。くずし字がさらに流れたような文字。でも、その文章には、先生が遠くへ越していかれてそのよすがにと頂いた菊を大切に水やりしているだの、お宅のお庭が駐車場になっていて切なくて「○○先生、○○先生」と声を出して読んでみたりした、とか、お宅の前を通るのも切ない、とか、切々と淋しさを書かれてありました。
 先生にとっては母の肉筆のほうがいいかと、傍観していましたが、あまりにも長い間清書が出来ないでいたのを見かねて、パソコンで行書体でなるべく肉筆に近いようにと大きな文字にしてプリントしてあげましたら、ことのほか喜んでくれました。
 舅の介護の間は、同居でなくドア1つの2世帯住宅で、ドアを開けてこちらへ帰るとホッとしたものですが、今も、母はよたよたながらも気丈に自立した生活を送ってくれているのをとてもありがたいと思っています。
 母も、自分で出来る事は自分でしながら、高い所のものを取るとか、理解しにくい書類の読み取りを手伝うとか、細々とした助けは必要としているので、近いところに息子や嫁がいるのをとても頼りにしてくれています。
 以前はずい分きつい言葉も言われたり、ひがんだりすねたりと色々ありましたが、最近は感謝の言葉が多く聞かれるようになり、わたしもそれならば、時間の許す限りはそれとなく手助けしようと感じる今日この頃です。
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-29 12:03 | 老いということ | Comments(3)

秋の蒜山高原―「海の市・山の市」

24日(日)、高速道路(岡山道、中国道、米子道)で県北の蒜山高原へ行きました。

道の駅「風の家」は蒜山大根など            北へ行く道路が新設されていました。
新鮮野菜いっぱい。                     両側に建っている「スイトン」は、
帰りに買うつもりだったけど、帰りだと売り切れ     「スイっと来てトンと立つ」という
だったでしょう                         この地方に伝わるオバケです。     d0031853_2265671.jpgd0031853_227326.jpg


お昼は「ウッドパオ」でジンギスカン。          こんな建物です。
目の前はジャージー牛の放牧場。
d0031853_231540.jpgd0031853_2314575.jpg


ヒルゼン高原センターの向かいに会場がありました。 チンドン屋さんのおはやしで餅つき。
d0031853_2324656.jpgd0031853_2332317.jpg


お土産に買ったもの。作州黒の甘納豆。      スモークチーズ。桜のチップの。
d0031853_2351621.jpgd0031853_2353381.jpg


孫に、手作りの木のおもちゃも買いました。    ジャージー牛の乳搾り、牛はがんじがらめ。
d0031853_2365797.jpgd0031853_2371396.jpg


作りたて焼きたて草もち。1個100円。おいしかった。 奥ではおばあちゃんが製造中。
d0031853_2384263.jpgd0031853_2385918.jpg


d0031853_2412760.jpgこれは「ペチカ」とかいう商品名の、木材のチップを一袋入れておくとそれが下へ下へと落ちていって薪と違って1日補給がいらないというストーブ。
しかし図体が大きいのと、煙突がいるのと、灰が出るのを取り出さないといけないので、化石燃料を使わなくて環境にやさしいという利点はあるのですが、町ではちょっと・・・でも蒜山地方のような寒いところでは活躍しそうな、気になった品でした。


d0031853_2452976.jpgステージ上では、市長さんとのじゃんけん大会やら、これは新庄村の盆踊りらしい。お囃子は太鼓だけで、あとは歌。もらったプログラムによると「てんがらこ」という踊りかも。玉野の地踊りの「かっからか」によく似たリズムや踊り方。





この日の様子はメールマガジン「Weekly KURASHIKI」に「Keikoのお出かけ日記(225)蒜山高原―「海の市・山の市2006真庭」 」として掲載されます。
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-26 02:39 | おでかけ | Comments(6)

家族新聞「あじさい通信」113号ができました

d0031853_0454339.jpg今月は20日に姪一家が訪ねて来たり、22日に友の家の竣工式があったりで、もう少しで忘れるところでした。
色々あった中から、なんと言っても私にとっての大事件は、我が家に眠っていた詩人永瀬清子さんの生原稿を、吉備路文学館に寄贈することが出来たことです。
姪一家が訪ねてきた写真はとてもよく撮れていたので、中心に据えました。ストロボが効いて、少し酔って赤くなった顔までよくわかります。
そして孫のジジババ参観日のこと。孫が子供サイズの可愛いトイレで苦もなくするっと用を足している様子は、その設備とともにとても感動しました。(参観の内容よりももっと、感動したかもしれません)
あとはお彼岸の墓参り。娘と孫が来て、次男と一緒にお参りしたのですが、娘が墓石の隙間のほうまでとても丁寧に掃除してくれ、誰もそんなことまではしなかったのでびっくりでした。お嫁に行ってよかった点でしょうか。
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-25 00:42 | 家族新聞 | Comments(3)

鳥人間コンテスト―よく頑張ったね

小さい頃から、家に行くと時々あったことがあるという程度だった彼ですが、こんな風に成長していたんですね。飛行機が大好きで、発泡スチロールの板を削っては飛行機を作っていた彼は、名前のとおりに航空工学科へ入ったそうでしたが、まさか、こんな頑張り屋さんだったとは。
彼の家には今どきテレビがありませんでした。お父さんがチャンネルをあまりにも頻繁に変えるので嫌気が差したお母さんが、テレビをなくしてしまったそうでした。そのせいでテレビに縛られずに男の子たちは釣りに凝ったり飛行機に凝ったりしたのでしょうか。
 山の多い仙台で、上り下りしながらの自転車通学で、彼は競輪選手並みに足を鍛えたそうです。足だけでなく、根性もかなり鍛えられたようで、飛行機に取り付けられたカメラで彼の頑張る表情を見て、久しぶりに頑張る若者のさわやかな感動を覚えました。
王者日大に勝てたとはお母さんからは聞いてなかったので、てっきり2位だと思い込んでいたら、なんと、折り返して来れたのは東北大だけで、優勝!!。カメラを置いてしまっていたので、彼の胴上げシーンが撮れなくて残念でした。


d0031853_1541719.jpgd0031853_1544882.jpgd0031853_1551263.jpg


d0031853_1554758.jpgd0031853_1573834.jpgd0031853_1575725.jpg

d0031853_1584899.jpgd0031853_1592278.jpgd0031853_1594810.jpg
d0031853_223062.jpgd0031853_231587.jpgd0031853_235413.jpg
d0031853_2105253.jpgd0031853_2115313.jpgd0031853_2121933.jpg
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-23 02:05 | 新聞・テレビから思う | Comments(3)

鳥人間コンテスト

今夜(22日)夜7時から、琵琶湖の上を飛ぶ人力飛行機、「鳥人間コンテスト」の番組が放映されます。
これまでも毎年大体見て楽しんできたのですが、今年は、2位になった東北大学のパイロットになっている学生さんが、これまで仲良くしていただいていた人の息子さんなのです。
仙台の坂の多い町を自転車通学、競輪選手顔負けの脚力になっているそうです。
飛行機好きが高じて航空工学に入ったと聞き、さらに・・・・
大学のバックアップのある王者日大にくらべ、サークル活動で予算も少ない中、
あの飛行機を作り上げたその努力をたたえながら、番組を楽しみにしています。
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-22 17:09 | 新聞・テレビから思う | Comments(2)

倉敷美観地区ライトアップ

会食の後、9月一杯は10時までという美観地区のライトアップを見にいきました。
補正してもうまく行ってないのですが、こんな感じ。
旅館倉敷。川面に映ったのもなかなか風情があります。
d0031853_3224620.jpg

地元の私たちもまだ行っていなかったので、ちょうどいい機会で、大勢で見られて良かったです。
d0031853_324945.jpg



昼間の景観に投光機が見えないようにと言うので苦心された照明デザイナーの石井幹子(もとこ)さんが、外灯の笠の部分に世界一小さなものを開発して仕込んだというのが見たかったのですが、なるほど、建物が照らされています。
d0031853_163631.jpg
d0031853_3261289.jpg

暗闇に浮かぶ大原美術館は堂々としていてとても素敵。
d0031853_3295747.jpg

帰りに大原邸の前当たりまで行ったところで、パッと建物を照らしていた照明が消えました。10時ちょうどでした。それまでは、「これがライトアップ?」というほどにおとなし目の照明だったのですが、消えて納得。外灯が普通の外灯のように道を照らすだけになっていました。
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-21 03:32 | おでかけ | Comments(2)

居食屋 寿(ひさ)での会食

大人9人ともうすぐ2歳の子供1人の会食で、倉敷天満屋の南の「居食屋 寿(ひさ)」でした。


お刺身と突き出し          もちだんご             さんまの肝焼き      
d0031853_304524.jpg
d0031853_31794.jpgd0031853_313058.jpg


小エビかき揚             タコの酢じめ            豆腐のムース
d0031853_341215.jpgd0031853_342840.jpgd0031853_344249.jpg








このあときのこのお雑炊。
みんなでわいわいと食べたこれらのお料理、どれもとてもおいしかったです。エビなどの入ったお団子をお餅でくるみあられを付けて揚げたもちだんご、さんまを三枚におろし、味噌漬け?にして巻いて焼いたものも一口で食べられておいしかったです。
鍋は豆乳でお豆腐を煮ていて、おだしでお豆腐を食べた後、豆乳もそのおだしに投入して飲んだらこれまたおいしかったです。
ムースも何の味だか、上手に滑らかに作ってありました。
生ビールで乾杯の後、飲兵衛たちはそれぞれに日本酒の銘柄を選んで注文し、料理を食べ、みんな大満足だった模様です。
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-21 03:19 | 料理 | Comments(2)

姪一家が訪問



姪(夫の兄の娘)が一家3人で横浜からやって来ました。向こうの育ちなのでめったにこちらへは来ませんし、我が家のお墓に一緒に交通事故で若くしてなくなった彼女の兄が眠っているため、お墓参りも目的のひとつです。
スマートボールで遊び、おばあちゃんと記念写真。
この後夜は会食です。続きをまた書きます。d0031853_18241464.jpgd0031853_18244978.jpg
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-20 18:29 | 日常 | Comments(2)

現代の老い―吉本隆明さんの記事から

 先日の保育園の祖父母参観日のことから、年をとるということと、周囲から老人扱いされるということとのギャップについて少し考えていたところへ、今朝の朝日新聞大阪版27面に吉本隆明さんの聞き書きの記事が掲載されていました。
 吉本さんの記事の最後の「老人が直面する問題はやっぱり老人になるまでわからなかった。いい年をしていろいろな目にあって、ようやくそれが見えてきた」という一文が近頃の氏の心境を物語っています。

 少し前にも書きましたが、私は詩人永瀬清子さんのアパートの住人の恩師の所を良く訪ねていました。昔、岡山に講演があった時に永瀬清子さんの所を訪ねてきた吉本隆明氏は、永瀬さんに敬意を払って大変礼儀正しかったそうです。まだ壮年時代で、台風が近づいてきていたというのに、沙美海岸で海水浴を楽しんで帰ったと聞きます。でも寄る年波、記事によると、真正面に立っている1m離れた人の顔がよくわからないほどに糖尿性の「眼筋まひ」で、道もうかうか歩けないそうです。

 冒頭はこうです。「『老人』と一口に言っても、何十年もそれぞれの職業ごとに千差万別の人生を生きてきたのだから(中略)・・・ところが病院ではそうした配慮は一切なく、『年齢』というたった一つの基準で患者をくくってしまう。そしてその1つだけの基準に基づいて治療や介護やリハビリテーションが行なわれていく。(中略)老人のわがままだといわれてしまえばその通りかもしれない。だが、その画一性が一人ひとりの患者に及ばず、心身への絶望的なまでの影響というのは計り知れない。医療や治療の専門家が患者の個人差を本気になって考えないというのは致命的ではないか。
 (中略)
 「自分の気持ちは少しも鈍くなってはいない、それどころかある意味ではより繊細になって、相手の細かい言葉にいちいち打撃を受けているのに、そのことを表す体の動きは鈍くなっているという矛盾。そしてそれを理解されないジレンマ。その点に絶望している老人が多く存在するという現実を、医師や看護士、介護士はどの程度知っているのだろうか。・・・

 長いのと、後の部分は割りと難解なので割愛させていただきますが、吉本隆明氏といえばカリスマ文芸評論家ですが、氏も体の老化と少しも衰えないどころか繊細に研ぎ澄まされた心とのギャップに悩まされ、そしてお世話になっている医療関係者にそのことがなかなか理解されていないこと、画一的に扱われることに不満を持たれているようです。同じような理由で、画一的な老人クラブへの参加お誘いに納得いかない人が多いのでしょう。
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-19 18:09 | 老いということ | Comments(2)

台風13号の影響は?



倉敷美観地区周辺へ歩きに行ってきました。台風13号が九州方面へは大きな被害をもたらしたようですが、こちらはほとんど影響はでなかったようです。

公民館の看板は紐で固定。         美観地区の萩が1本折れていました。
d0031853_20485519.jpgd0031853_20494468.jpg


大原邸の国旗が風ではためいていて・・  倉敷中央病院のごみ箱も紐で固定されていました。
d0031853_20504755.jpgd0031853_2051110.jpg











 久しぶりの美観地区方面への散歩で見つけたものは・・・


東小学校の西側にあった道標。          民家の塀から伸びた白萩の花。
「右あらはず観音」                  「昭和大戦博物館準備室」の横のほう。
d0031853_20545385.jpgd0031853_20553534.jpg


                             舞妓さん?をモデルに撮影会。
旅館くらしきの露地。従業員の自転車     横から写させてもらおうとしたら有料だからと
が止めてあります。                制止されました。で、遠くから撮影会風景を。
d0031853_2122024.jpgd0031853_2134242.jpg


d0031853_2181341.jpg世界的照明デザイナーの石井幹子(もとこ)さんがこのあたりのライトアップの設計をされ、昼間の景観を何一つ変えずにこのあたりをポッと明るくされたそうですが、この外灯、笠の上に世界一小さな照明を仕込んでいるそうです。先日の地元ローカル?の対談で石井幹子さん、倉敷市長古市健三氏、大原美術館理事の大原さん、経済評論家の内橋克人さんたちが出たシンポジウムを見たらそのことが言われていて興味深く見ました。


d0031853_2125666.jpg倉敷川に面したこの家は故・外村吉之介先生のご自宅で倉敷本染手織研究所です。先日、五月みどりさんがNHKローカル番組でここを訪ねていて、女性たち10人ほどが1年間住み込みで糸をつむぐことから機織までを学んでいるそうです。元は沖縄から倉敷紡績に女子工員として来ていた女性たちに技術を覚えてもらうためにと作られたとか聞きます。当番制でご飯も作っていてお昼を一緒に食べている様子などが出ていました。


d0031853_21292341.jpgおなじみの中橋と、その向こうは無料の休憩所です。もとは役場だった?とか。
先日の「はぐれ刑事純情派スペシャル」では、少年隊の植草克秀さんが刑事役で、この橋の上で突然倒れた被害者についての聞き込みをこの休憩所の2階でやっているのが放映されていました。このあたりでは、水戸黄門ロケもあったし、しょっちゅういろんなロケがあるみたいです。


d0031853_21404425.jpgその無料休憩所に行ってみると、こんなポスターがありました。岡山県出身の芸能人によるポスター。今売り出しのMEGUMIさんやら、課長島耕作の宅間伸、木原光知子、森末慎二、お笑いコンビの次長課長。野球の星野仙一さんや、出羽の海親方が居ないのが残念。


d0031853_21512819.jpg倉敷の紹介パンフレットの数々。英語、韓国語、中国語のも置いています。各国語があってこその国際交流ですね。
先日屋島へご案内した中国人も、前日倉敷に行ったそうで、中国語のパンフレットを喜んで見たようです。


d0031853_2155047.jpg民芸屋さんから旅館奈良萬のほうへ行く露地。倉敷らしくていいですね。この露地には、「あずきばばあ」という妖怪が出たという昔話もありますよ。


d0031853_21564588.jpg歩き疲れたので、天満屋の2階婦人服売り場の奥にある「ジョリカセット」でケーキセットをいただきました。婦人服売り場奥なので、ほとんどが60、70歳代??の女性。夫と、もう1人同年代の男性が2人だけでした。窓の向こうは1階からの吹き抜け。
前は三越の婦人服売り場奥の「クリームティー」がお気に入りだったのですが、閉店したのでしょうがないですね。
せっかく2時間以上歩いたのに、こういうお店に入るくせをつけてしまって、ちっともダイエットできません。おなかの出始めた夫には「だめー」ッと言っても甘い誘惑。でもでも、こういうお店に入れるのも、相棒があればこそ。ダーリンを大事にしなくては。
[PR]

by kurashiki-keiko | 2006-09-18 20:53 | おでかけ | Comments(6)