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ふな飯

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岡山市南区の灘崎公民館まつりに来ています。郷土料理ふな飯が食堂メニューにあります。女子中学生のボランティアがお茶を運んでくれました。私は義母から作り方を教わって何度か作ったことはありますが、「知らない」「食べたことない」「おいしいの?」という人が仲間内にはほとんどでした。食べてみると野菜がたっぷり食べられて温まっておいしい、という感想でした。
この後午後1時半から合唱団の出演予定。
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# by kurashiki-keiko | 2015-02-07 11:29 | 日常 | Comments(6)

故人の誕生日を思いしみじみ

昨日、2月4日は亡くなった義父の誕生日でした。義母は、栗の入ったお赤飯を蒸してお祝いしていたものです。義母が年を取ってからは私が替わって友の会で習った方法でお赤飯を作って喜ばれていました。介護の年月が足かけ9年に及んだので、病み衰え口もきけないおじいちゃんの印象が孫たちには強いかもしれないけれども、戦後すぐ知人に誘われて会社を立ち上げ、苦労に苦労を重ねてなんとか軌道に乗せるまでにしたのはおじいちゃんの忍耐強さと穏やかで誠実な人柄のおかげだったと思います。お葬式の日には古参の社員の人の弔辞に、何か提案すると「そりゃあええ」と言ってくれた、という言葉があり記憶に残っています。
 私が初めて夫の実家に泊まった時には、押入れにお布団をしまうのを見て、実家の父は敷きっぱなしで出かけていたことからすると、それだけでも自立していて立派に見えたものです。優しい義父でした。

 という事を思うと、実父の方の誕生日は1月14日、この日はお正月飾りを下ろして焼く、いわゆるどんど焼きの日ということで、父の誕生日を思うとその行事が出てくるという具合。こちらの父も、たった一晩でしたが私が高校1年の時、数学の予習が出来なくてできなくてうんうん言っていたら、明け方の4時半まで付き合ってくれたことがありました。また、結婚してから、お産の兆候があると、着替えなどの入ったスーツケースを自転車の荷台に括り付けて一緒に病院まで行ってくれました。第2子の長男の時だけは夕方で勤務中だったのでタクシーでしたが、上の子と末っ子の時はそんな具合で、15分ほどの夜道を父と並んで歩きながら、こんな時間はもう二度と来ないのだろうなと思いました。父は私の主治医の産婦人科医でした。最初の子供、父にとっては初孫を取り上げた時、「おー、Keikoにそっくりじゃ」と言った言葉が印象に残っています。

 そんなわけで、2月4日には故人をしのんでしみじみする日となっています。

# by kurashiki-keiko | 2015-02-05 10:14 | しみじみしたこと | Comments(2)

ロウバイの咲くころ

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わが家の蝋梅(ロウバイ)、ほんの2,30㎝の苗を義母が友人から頂いてきて植えたものです。新婚の頃の2軒長屋の庭にもありました。私たち夫婦が結婚したのはこの寒い2月10日でした。
今朝の地元紙の家庭欄「泉」にその思い出をつづった文章が掲載されて、うれしく思っています。
ご近所の80代の人が、私の時折の投稿を楽しみにしてくださっていて、載るときは教えて、と言われているので、今回は隣に住むようになった娘さんにお教えしたところ、娘さんからお電話をいただき、母に代わります、と、その人の声で「読みましたよ」とお知らせいただきました。
 実母も病院の待ち時間に「読んだよ、締まっていてよかった」と携帯メールをくれていました。しみじみみんなの心に伝わる文章をこれからも書きたいものと思いました。

# by kurashiki-keiko | 2015-02-04 09:53 | しみじみしたこと | Comments(2)

尾道の商店街をぶらついて


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午前中にちょっと用事を済ませてから出かけると、たいてい目的地に着くころにはお昼。尾道では最近こちらの小さな海鮮料理の店が気に入って何度も行っています。初老の夫婦と息子さん、手伝いの女性がいるこじんまりとしたお店で、カウンターに8席くらいと、小上がりテーブルが4つくらい?。たいていカウンターにかけてご主人と息子さんのてきぱきした包丁さばき、の手元はあまり見えませんが、働きぶりを拝見しつつ、お刺身定食などいただきます。今回はご飯はどのくらいに?と聞いてもらえたのがよかった。7分目、と注文するとおかみさんがそのくらいの分量をお茶碗によそってくれました。そうそう、お客がまだ少なかったせいもあり、そのおかみさんが上着を壁際のハンガーにかけてくれました。
新鮮なお刺身、エビと生わかめとげそと茗荷の酢の物、出しのおいしいお味噌汁、お漬物3種類。少な目が太り気味の私たち夫婦にはちょうど良い。

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尾道の商店街は倉敷に比べると道幅がゆったりしていることと、伝統的なユニークな業種のお店屋さんが結構あるのが気に入っています。こちらの刃物やさんでは、以前剪定用ののこぎりを買いました。今回のぞいてみると、なんとマンモスの歯の握りこぶしくらいの置物が。ほかにもユニークな素材を使った握りのある包丁だのナイフだのが所狭しと置いてあり、見物。包丁の刃にも珍しい全体に模様の浮き出ているのがありました。

 この後さらに歩いていると、夫が「手袋がない」と言いだし、お店に取って返すものの、見つからず、食事をしたところまで引き返すと、「手袋は持っていらっしゃいましたよ」と先ほどのおかみさん。
 よく調べると夫はコートの下のズボンのポケットか何かにねじ込んでいたのを発見。やれやれ、でも刃物やさん、親切に店中の床を見てくださった。優しそうな人だった。

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店先にアンティーク風のテーブルセットなど置いてあるお店も結構あります。

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こちらは店先にチョークで絵を飾ったり、この時には自転車に何や細かい絵を描いている途中でした。何屋さんなのかは不明。

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結構有名かもしれない、お風呂やさんを改造した雑貨屋カフェ。前々回はここで飲んだポンカンのジュースが大変おいしかったのですが、前回は季節でない、と言われたので、今回また期待して訪ねてみたのですが、スタッフが替わっていて、「知らない」とのことでがっかり。

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そして、伝統的な荒物屋さんというのか、昔風の台所用具などを扱うお店もちらほら。そして店先には

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なんと、見かけが悪いけれどご自由にどうぞ、と0円。中の人に「レモン、3個ほどいただいていいですか」と声をかけると「どうぞどうぞ。」ポケットにねじ込んで。なんだかあったかくなったみたい。
そして、同じような古い店構えの荒物屋さんの店先では、先日から、我が家の車庫から夫のと息子の車のせいで屋外に追い出されている私の愛車のフロントガラスが凍ると嘆いていたのを夫が思い出してくれて、車用の凍結防止用の銀色のカバーを発見。税別640円なりで買いました。

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海沿いの道を駐車場へとかえりましたとさ。450円くらいだったか?駐車料金。

参考までに 2013年の尾道訪問の記事⇒http://kurakeiko.exblog.jp/18932825/

# by kurashiki-keiko | 2015-02-01 11:23 | おでかけ | Comments(0)

山田太一氏が朝日賞を受賞

朝日新聞社が贈る朝日賞の受賞者の一人に、脚本家の山田太一氏が選ばれたとのことを報道で知りました。
我が家は夫がそういったドラマを見せてくれないのでかなり昔の物ではNHKの土曜ドラマで『車輪の一歩』という、車いすの人の社会参加をテーマにしたものが私にとっては印象深い作品でしたが、しみじみと市井の人の心の動きをしみいるようなタッチで描く、大好きな作風です。
倉敷友の会では、その山田太一氏をお招きして婦人之友創刊100年記念愛読者会の講演会を2003年9月11日に倉敷市芸文館で主催し、大勢の入場者を得ることが出来ました。

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そして、会場の裏方で働いた会員のために、「午後の会」に残ってくださり、親しくお話をうかがうことが出来ました。
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地方にいて山田太一氏のような素晴らしい方のお話を身近に聞くことが出来たことは誠に幸せなことだったと今更ながらに思います。主婦の団体で大した宣伝力もない中、知り合いからつてを頼って手売りした会員の熱意により大きな催しが出来たこと、感動でした。そして今年は海原純子氏講演会を、市民会館に1,000人のお客様を呼ぶことを目標に頑張っています。後になって「ああやっぱりあの先生をお招きしていてよかった」と今回も思えるのではないかと思います。

 朝日賞受賞者一覧⇒ http://www.asahi.com/shimbun/award/asahi/2014prizewinner.html

# by kurashiki-keiko | 2015-01-30 00:09 | しみじみしたこと | Comments(0)