人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イイダコとハゼをもらう

 ミニ友愛セールを終え、その夜からは会報10月号の編集に取り掛かりました。
しかし原稿が4つ出揃っていなかったり、差し込んでみるとなんと予定のページより2分の1ページ分ほどもはみ出ていたり。夜になってFAXが2つ入って、あと2件。
 わー、どうしよう、いっそもう2ページ分水増ししてしまおうか?すると空間も開いて読みやすい? しかしそこまでは記事がないし・・・と悩ましい。そこで、文章でくどい表現などを見直して少し変更を加えさせてもらうことにして、必死でどこなら削れるのかを見直し。
 その合間にも、そろそろ寒くなりそうなので、いまだに敷いていた居間のござを干し、掃除機を掛けたり、2階の押入れからコタツ敷布団を取ってきて干したり、家を建てたときの大工さんによると死体置き場??の床下収納からホットカーペット、母の分も取り出してカバーを干すなど。
 昼ごはんは親子どんぶりにして4人分作りかけていると、黒い雲が「でんでらでんでら」(昔読んだのんたんの絵本の表現)とわいてきたので、急いで干し物を取り込み、ホットカーペットをセット。
 やれやれ、とご飯を食べ、仕事を再開。
 すると、娘が、玉島の海でイイダコ釣りをしてきたから、とやってきました。

イイダコとハゼをもらう_d0031853_6532079.jpg家の前の道路に出てみると、あれ?孫と同じくらいだけどちょっと顔立ちが違う女の子。あまりお付き合いしていないすぐ前に建ったご近所の小学2年生の仲良し2人組でした。・・・
この2人、いきもの大好きだそうで、なんとイイダコの吸盤に吸われておもしろがったり、水を吹きかけられてもキャっきゃと言ったり、おまけに横のハゼのバケツで死んだハゼの口に指を突っ込んで入るよ、と言ってみたり。女の子にありがちなぬるぬるした生き物でも嫌がるどころか、うれしそうに長いこといじくっていました。

イイダコとハゼをもらう_d0031853_657199.jpgイイダコとハゼをもらう_d0031853_6571281.jpg
青いはぜのバケツに、ハゼではないスマートな魚が1匹いたのを、娘夫婦と私たち、「なんだろうね」と言っていたら、前を通りかかった自転車の男の子が、「あれ、スズキがいるよ」と、ちょっと見ただけでぱっと言い当てて、「すごい。」お父さんと沙美へ時々釣りに行くのだそうで、たこのこともとても詳しく、「何年生?」と聞くと「4年生」との事。取り巻いてみていた、と思ったら、次には釣竿を持ってどこかへ通り過ぎて行きました。釣り魂がもくもくと出てきたものと見えます。
日頃私は忙しくしているので、彼女たちご近所の子供たちに声をかけることもなく台所仕事をしていたりするのですが、ウチのおばあちゃんはよく「何年生?」「よう遊べてええなあ」などなど、門のところで声をかけているので子供たちはおばあちゃんとは知り合いなのがちょっと悔しくもあり、です。会報の仕事が押してきているのですが、冷や汗かきつつも、ここは子供たちとたわむれなくては、とちょっと思って、しばらくつきあっていました。 
孫はと言えば・・・
イイダコとハゼをもらう_d0031853_704335.jpg釣りでくたびれて車の中でお昼ね中でした。

イイダコとハゼをもらう_d0031853_743187.jpg
予定では、ハヤシライスにするつもりだったのですが、息子が外食すると言うので、もらい物のイイダコを煮て、ハゼのから揚げ、おなじくもらったナスで焼きナス、野菜は庭の大根を間引いて油揚げと炒め煮に、豆腐とわかめの味噌汁、というありあわせ献立に。
しかし皆しょう油味にしてしまって失敗でした。それと歯は全部自分の歯、と言うのが自慢の90歳のおばあちゃん、舌の動きが悪くなっているからたこは無理だわ、残念、と言われました。年を取るという事を色々と見せてくれているおばあちゃんです。
 食費だけは豆腐代くらいしかかかっていません。

by kurashiki-keiko | 2009-10-11 07:07 | 日常 | Comments(2)

Commented by toarualto at 2009-10-12 10:00
イイダコの吸盤か。好奇心のかたまりのような子供達の様子楽しく拝読しました。最近の子供って魚も虫も気持ち悪がる子が多いです。魚屋の魚を気持ち悪いってパックの切り身しか買ったことないお母さんが多いというのも原因かしら?
ゲームで釣りができる時代ですが、ヌメヌメ感も釣った後のごちそうも、実際に釣ってみないと体感できません。
 イイダコの煮物とっても美味しそうです。ビールが3杯飲めそうです。
 
Commented by kurashiki-keiko at 2009-10-13 05:07
toarualto様、このご近所の子たち、女の子でここまでぬるぬるしたものを触って楽しむのを見たのは初めてです。近頃はパックの切り身どころか、夕食材料の配達を受けて急いでこしらえる家庭がこの家々でも、ですからとても驚きでした。
ビールが3杯、飲ませてあげたかったですね。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 子供みこし 台風対策やらセールのケーキ作りやら >>