津和野 余談
2010年 10月 22日
宿の「わた屋」で出た夕食の数々のご馳走の中で珍しかったもの。「うるかなす」。あゆのうるかというのは、内臓の塩辛。それをだしに使って煮たものだそうで独特の風味があるそうでした。ただちょっと醤油辛かった。
当地の郷土料理だそうで、「芋煮」。贅沢に焼き鯛を使っただしの里芋の入った汁。山形の芋煮とは違い、中身は里芋だけだそうですが、鯛のだしがそれはそれはおいしくて気に入りました。
デザートの黒ごまプリン。これって何かに似てません?
仲居さんたちの間では、「目玉おやじ」と呼んでいるそうです。
最後に「ほうじ茶ください」というとこちらの地元の「ざら茶」が出ました。
翌日の列車から茶畑が見えたので、このお茶の産地だったと思います。
宿の中庭には、夜にはお花を浮かべた足湯がありましたが、誰も入っていませんでした。
朝、朝食後に通りかかるとなんと、アオサギが一羽、ゆったりと彫刻みたいに動かずに足湯に浸かっていました。細い脚ですがいい気持ちなのかな?
17日(日)朝は9時過ぎの普通列車で益田経由で長門市駅までの山口線と山陰線の旅でした。
by kurashiki-keiko | 2010-10-22 06:11 | 旅 | Comments(0)