あと3週間くらいかかる・・・
2010年 11月 05日
朝、夫を送り出してから、薬をセットし、起こしに行きます。またレントゲンの撮影があってもよいようにとシャツをボタンのないのに着替えてもらい、その上からコルセット。腰骨の出っ張りのところから指2,3本分下から、と言われたように位置を決めてマジックテープで止めてあげると上のほうを締めると余りまくり。食が細くなっているのでここ何年かすっかりやせ細っていて気の毒な位。
食事の前のトイレ。やっと食卓についてもらい、ミネストローネとトーストにジャム、牛乳、青汁、デザートのリンゴの朝食を並べる。だけどこの青汁、カルシウムもたっぷりあるらしいので飲んでもらいたいのにいつも決心がいるようでついついリンゴから食べてしまわれる。それを「リンゴが最後のほうがうれしいでしょう、青汁を先にどうぞ」とやんわりと促しリンゴを後ろのほうへ下げる。
で、しばらくしてやっと飲んでもらえ、お薬も飲んでからリンゴを前に出す。
その間に私は洗濯物を干したり、今日はスモックエプロンの袖口ゴムの緩んだのを入れなおすの2枚分が出来ました。
さて、食事も終えてやっと、「さあ出かけましょう、トイレは?」というのでゆるゆるとトイレへ。出たと思ったらまた更にちり紙、ハンカチがないというにきまっているので手さげにそれらを用意していざ・・・8時過ぎから食事にとりかかっても出かけるようになったのはやっと10時半。
で、整形外科では、先生に背骨の折れた個所がつぶれても困るし、デイサービスに行くと机の前での椅子に掛けた状態での作業だとか(いつも率先して人にはっぱをかけつつするという体操は論外としても)をしているようだと申し上げると、渋い顔で、やはり自宅での療養がよいようだという結論に。「お薬を出しておきますから、それが切れるころにまた来てください」。これまでのがまだあと1週間分あるから、結果今月末くらいまではかかるということか。
今日は自宅にすぐに帰らずに、必要かもしれないと無料貸し出しを受けていた車いすを返却に行くことにしました。「くらしき健康福祉プラザ」の中にある社会福祉協議会まで。おばあちゃんはこのところ家に閉じこもっていたので、このドライブ、珍しい景色が見えるととても喜んでくれました。とはいえ車で座った姿勢で振動を受けるのも背骨にとってはあまりよくないことだったと思いますので、そうドライブに連れ出すわけにもいきませんが。
母にとっては久々のお出かけと気晴らしにもなったかな、と思いました。
これからの生活、母のペースに合わせてゆるやかにおだやかに療養してもらおうと思います。
また、いかに自分が母の気持ちに沿ってやさしい気持ちになれるか、神様に試されているようにも思います。
2005年2月に地元紙の山陽新聞にも取り上げていただいた投稿に書きましたが、
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by kurashiki-keiko | 2010-11-05 14:56 | 老いということ | Comments(8)
やさしい人になりたいと言った幼稚園児。
なみだが出てきそうになりました・・・・
この頃は涙腺が緩みっぱなしで。
おばあちゃん、がんばって青汁も飲まれて、かわいらしい。
難しさを最近ひしひしと感じています。
うまくいく日もいかない日もあって、
多少心が揺れることもあるかもしれませんが、
keikoさんならずれた軸の修正をできるのではと思います。
どうかご家族の歩みの上に神様のお支えが
豊かにありますように。
友の会、久しぶりにお友達に会えてよかったですね。
このごろ1週間分ずつ献立をきちんと立てて(とはいってもほぼ晩御飯だけですが)買い物に行くようにしてます。婦人の友社のお料理の本をみるとKeikoさんどうしていらっしゃるかな~と思います。
友の会の年代の幅を超えてのお友達がいることはこれからますますありがたいことだと思います。
毎日のことですから、めざすところは「やさしい人」だということははっきりしていますが。