映画「グレース・オブ・モナコ」を見て
2014年 10月 26日
映画館前のフロアは、日曜昼にしてはがらんとした感じの11時半。果たして、シアター6の館内はがらがら。
それでも懐かしいグレース・ケリーを、今の美人女優ニコール・キッドマンがとても似せて演じていて、衣装もステキだった。
人気絶頂のアカデミー賞女優の座を捨ててレーニエ大公との結婚は、当時リアルタイムで映画を見ていた子どものころの私にとってはまさにシンデレラ物語でした。しかし、こちらの美智子皇后と同じように、王族のしきたりや伝統が分からずに戸惑う場面が数知れずあったに違いありません。それにモナコはフランスに囲まれた小国ならではの難しい立場もあったようです。そんな中で国の危機をどう救うか、彼女に与えられた大きな試練であったことは間違いありません。ニコール・キッドマンも大変な美人には違いないけれども、本物のグレースの上品な優しさはなかなかまねできないと思いました。
サイトはこちら→http://grace-of-monaco.gaga.ne.jp/about/
詳細は省くとして、昔父に連れられて見た、ヒッチコックの「裏窓」で、モデルの役で出ていたグレースはそれはそれは優美で懐かしかったです。母にメールしたら、その相手役の名前を忘れたがファンだったとのこと。検索したら、ジェームス・スティアートでした。
ともかく、小学生時代に彼女の姿を見てあこがれた私ももうこの年、たまたま母はグレースと同い年というのでびっくり、もう85歳だもの。彼女のことを知って懐かしがる世代も少ないことが分かった次第でした。
ちなみに、見終わって出るとそこは人で一杯。日曜、皆さん遅めのお出かけなんですね。
by kurashiki-keiko | 2014-10-26 16:13 | うれしかったこと | Comments(0)