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小さなコンサート

 貸し切りバスで児島からやってきたバスに私ともう一人は早島インターそばのバス停で合流し、トイレ休憩をはさんで、曲目を練習しながら2時間後の10時半ごろ、目的地の勝央町の老人施設へ。

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 敬老会のアトラクションとして出演を依頼されたのでした。
 ここには恩師の縁で出演を頼まれるようになってもう10年、最初のご縁のあったお方ももう退職なさっておられ、理事長もいつの間にやら次の代へ変わってられるとの事、児島から2時間半ほどかかって通うのもだんだん大変になってきたし、ここらで一区切りをつけては、と恩師がお話してくださった由。結果的には今年で最後のコンサートとなったようです。

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そういえば、ここへ来始めたころは平?の職員さんだったお方が、いつの間にやら主催者席の施設長さんに。時の流れを感じました。
苦心の紫のラメ入りストール?は女性たちが互いに巻き付けあってなんとかスタイルを作り、衣装の目先を変えることに成功したようです。ちょっと優雅な感じに仕上がったかな?それにしても、10年という月日の間にスカートのウエストサイズがかなり、違ってきたことをお互いに笑いあいました。
 歌の方は、大きく音をはずしたり出遅れたりという場面もなく、曲目も少なかったり直前練習で先生のダメだしが効いたりした結果か、まずまずの仕上がりになったようです。
 一つ残念だったことは、せっかくこちらが準備して行った全曲の歌詞入りプログラムのプリント配布が、「みんなで歌おう」コーナーの浜辺の歌の2番のころにやっと配布されていたこと。ご家族の方が指で示すのを見ながら歌い始めてくださり、ほっとしました。最前列には大きなお花を胸につけてもらった100歳くらいと見えるおばあさん。元気に歌ってくださる男性。孫、ひ孫とみえるご家族もちらほら。敬老会の和やかな一つのアトラクションとなったようです。

終って記念撮影の後、バスで帰る私たちを職員の人たちが見えなくなるまで手を振って見送ってくださり、こちらもバスの反対側の席の人は立って返礼しつつ、施設を後にしたのでした。

by kurashiki-keiko | 2015-09-06 10:43 | 合唱団 | Comments(2)

Commented by mmkk1114 at 2015-09-06 14:40 x
こんにちは!
勝央まで地図で見ると結構ありますね。
10年以上も敬老のコーラスを続けられた皆さんに拍手拍手です。
区切りは英語で end stop ですが、まだ余韻が残ります。
私達の50年以上続いたクラス会も全員傘寿の今年区切りとなりました。
百歳の心なごむや敬老会
ありがとうございます。
Commented by kurashiki-keiko at 2015-09-07 04:37
mmkk1114様、コメントありがとうございます。毎年のように頼まれるのですが、向うも「今年も頼まなくては悪いかな」という風な義理立てになっても、とも思うし、こちらもだんだんと負担が重く感じられるようになってきたのでここらが区切りかという事になりました。クラス会も毎年で50年とはすごいことですね。
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