年寄り?の側の思いやり
2016年 01月 17日
彼は髪が半分白髪のいわゆるロマンスグレー。しかし60代半ばなのですから体力もあるし体格もいい方でがっちりしています。
聞けば受験生のような感じの女子高生が、それまで席に座って勉強していた風だったのがふと見上げるとそういう半白の髪の毛のオジサン、いや彼女から見ればオジイサンが立っていた、(あ、譲らなくちゃ)と、すっくと立って譲ってくれたらしいのです。
私「もちろんちゃんと座ってあげたでしょうね」というと、「ああ、座った」
よかった。その子が譲ってあげてよかった、と思ってくれただろうと。
ふと、私、合唱団でよく老人ホームで歌わせてもらっていますが、お年寄りも、礼儀として喜んでいるふりをしてくださっているのではあるまいか、などと思ったことでした。こちらとしては喜んでいただけてよかった、などと思いつつ帰ってくるのですけれど、案外(趣味に合わないけれどせっかく来てくれたのだから喜んであげなくては)というやさしさがあるような。
で、こちら側としてはその優しさを半分感じつつも、よかったと思えばいいのかな?と思ったことでした。
by kurashiki-keiko | 2016-01-17 04:35 | しみじみしたこと | Comments(2)
最近は席を譲るどころか、狸寝入りをしているよな人も見受けるなかで、まだまだ世の中捨てたもんじゃないな、と思います。
やはり、譲られたら次の駅で降りるなどの理由がない限りは、座らさせていただいた方が良いと思ってしまいます。譲った方が良いと思わせる雰囲気を発散していたということですもんね。
:D