早春の備中国分寺
2016年 03月 18日
草野心平の詩で昔習ったのに、「ほっ、いぬふぐりが咲いている」と言う句がありましたが、犬の陰嚢だなんてちょっとかわいそう。「暮しの手帖」で読んだのですが、またの名を「ヴェロニカ・ペルシカ」と言うのだとか。
参考ブログ⇒http://naturahistoria.blogspot.jp/2014/11/image18.html
ヴェロニカと言うのは、キリストが十字架を担いでゴルゴダの丘までの行進をさせられた時に、お顔の血の汗をぬぐったという信仰心厚い女性の名前です。ペルシカというのは、ペルシャの、と言う意味で、どうしてこの名がついたのかはよく分かりません。が、オオイヌノフグリなどと言う無粋な名前よりはずっとよさそうです。
ともかくも、駐車場の脇のお店で五重塔を見ながらおぜんざい(400円)をいただき至福の時間を過ごしました。願わくばその中のが白玉団子ではなくて本物の焼き餅だったらもっとよかったのですが。隣の、車椅子のお年寄りと一緒の家族連れの方々は、記録ノートを見て何やら書いておられたようでした。
by kurashiki-keiko | 2016-03-18 13:36 | 気持ちよかったこと | Comments(2)
たいへんなご苦労様でしたね。さぞお疲れでしょう。
改めて、お母様のご冥福をお祈り申し上げます。
片付けの8まで拝見して感動しました。
突く杖の先々咲くや犬ふぐり
大きな犬ふぐりですね。はじめて見ました。
ほっとされたところですが、お体を大事にして~お二人とも。
ありがとうございます。
でも、母の生き様と、死に際のタイミングの良さに、悲しみよりもむしろこの頃ではすがすがしささえ感じます。
片づけをしながら色々な品々に母のことを思いだしていました。
ありがとうございます。